Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

同い年

週末らしさは、あまり感じられない昨夜の金曜日でしたがお近くに出張抜栓などバタバタと走り回り結局息つく暇など。食事も手が出せない今宵に待ちに待ったお寿司の差し入れがことのほか。
それにしても出張で喜んでいただけるのは、とても嬉しいことなのですが席につけとの要望に受け入れざる負えない場合も稀にございまして。ご常連さんには10分だけ出させていただきます、とお伝えするものの気がかりなもので20分近い空白は如何なものだったのでしょう?結局、4人でボトルを空けてしまうのですが、半分ぐらいは私が飲み込んで・・・・・・。
まあ、いい意味で贔屓にしていただくクラヴさんのスタンスと共通する客様にもご挨拶できたのはよしとしましょう。最終はこの方達が2:00ごろのご来店から〆のご利用になられるのですが。
そして遠方からのムッシュは、先の方々のパワーにやや押されながらもグラスで終わる予定がボトルへと
・Meursault’73 Potinet Ampeau
個人的には最後の最後に手を出してしまった造り手。労せずしてオールドが見つかるこの造り手も現状ではそんな印象も無くなりました。
まあ、このワインもこんなことが有るであろうと仕入れた1本、行くべきところへ届いたかと。ヴィンテージ’73の男2人で深夜から熟成した白をオジサンに為りつつある会話をしながら。もっかお嫁さん探しがどうやら大きな課題のようで、ここのところそんな話題が。ビジネスを東京から名古屋、広島など大きくされておられ遠距離も肯定されており色々出会いがあられるようですが、良いご縁があられることを。
ちなみにワインは、流石に熟成のピークをやや下り始めてはいるものの黄金色に輝く液体からは金柑の蜂蜜漬けのようなアロマがジワジワと。味わいにやや酸味が強く残るのはこの造り手の・・・・・・・・。ですが、昨年からの急速なご縁の兼ね合いからも生まれ年のワインを分かち合えることは、とても楽しいことでは。お車での帰宅、お気をつけて。

               Sommelier R.Imamura