Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’92’89’82’78

休日は、相変わらずの買い出しに。長男は、お休みの日ではありますがお友達が迎えにくるので遊びに出かけてしまい家族の時間は短縮してしまいますが まあそんなものかな?ですが、5年生になりましたが塾通いをされてる子供たちも多いなか大丈夫かな?公文だけで・・・・。
次男は相変わらずまだまだ可愛い可愛いの状況ですが、シトロエンの助手席で天井のゼニス・ウィンドウから青空の中に微かな雨を眺めておりました。
で先週末の晩の白ワインの極上は
・Oregon Pinot Noir’89 Drouhin
・Meursault Hospices de Beaune’82 Mommessin
・Pouilly Fume’78 Joseph Drouhin
・Bourgogne Chardonnay’92 J.F.Coche Dury
土曜日も6月のスタートで切り替えたい状況でしたが、結局後半まで静かな展開で。ですが、金曜にご利用のマダム 売掛を気にされたのか早めのお時間にお支払いにお越しに。やはり、この辺りの律儀なお姿に心打たれます。未だにお支払いいただけない方もおられますが、やはりご縁もありますがそこが切れ目なのでしょうか残念な方もおられます。
また、大分飲まれていましたがこんどこその’89のオレゴンピノ・ノワールを。ですが、大丈夫だったかな?今年はソムリエのライセンスにトライされるお姉さんですが・・・・。’89も言わずもがなの濃密な果実の塊ですが、もちろんピノ・ノワールですので柔らかい。
ご同業ですが、彼女を伴われてで。結局、深夜まで白3本を堪能致しました。
モメサンの仕込んだオスピスの’82ムルソー、これも意味アリではありましたが思えば非常にお買い得な白の上質ななもので。とろける果実の甘味もしっかりと残す個人的にはここが飲み頃かと。難しい時代のモメサンですが、オスピスだからな、気合もございましょう。
2本目はフュメ、’78はマダムが僕だったらどのボトルが飲みたい?とのお話の流れでしたので・・・・。何れにしても造り手も重要ですが、僕に選ばせたら先ず少しでも熟成したボトルですよ!ですが、流石のこちらは本家のドルーアンでしょ?モカの香り立つ極上のブルゴーニュの白ワイン。
〆は造り手で選ぶ極上を。ですが、ブルゴーニュ・ブランですのでこの飲みごろかな?’92は当たり年の上に最上のコシュ・デュリで。まま、それでもやや早いのですよ!このクラスの造り手ならば。ですが、そのポテンシャルの高さははっきりと感じ取れる並みの造り手ならばプルミエ・クラスにも匹敵します。濃密なエキス分をはっきりと。久々に彼のボトルを扱う機会でした。

      Sommelier R.Imamura