Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

駆け引きも

本日のお昼間は、寒さに耐えきれず自宅でゆっくりと。まま、まだまだ子犬の はなちゃんと遊び相手に成ってあげるべくですが 今日はどうも少し 吐くこともあり どうも体調は優れない様子です。
子供たちは、今のところ二人とも元気な様子ですので体調を崩さずインフルエンザなども跳ね返していただきたい!
で昨夜の久々の素晴らしきワインは
・Volany Santenots’92 Domaine Leroy
・Meursault Genevrieres’83 Coron Pere & Fils
・Perrier Jouet Belle Epoque’96
・Veuve Clicquot Ponsardin Dry’47

久々の素晴らしきワインではあったのですが、今回もビジネスにはならないワイン商の方と。年に一・二度のご利用のマダムですが、今回は少しだけ曰くつきの1本をお持ちして。
中々高価なルロワの赤キャップなのですが、お届けいただいた時点から完全にキャップシールからワインが吹き出しヴィンテージシールまでワインの垂れた痕跡まで。これでは中々顧客にセールスし難いもので。まま、この造り手のワインは 世評でもやや吹きやすいものだと言うところも・・・・。
ただ、気がかりでしたので いただいた会社の彼女とテイスティングも兼ねて呑み込むのも一興かと。
キャップシールは完全にワインの糖分の付着はありましたが、状態は決して問題はなく まだまだ若さは残すものの素直に美味しいもので時間とともに流石の素晴らしい芳香も。あー、現金化すべき1本だったかな・・・・。
ついでに少し足りない酒量は、お試しいただきたいコロンの優良なジュヌブリエールを。これは是非お試しいただいて失礼ながらではありますが今後の仕入れにも反映していただきたい!それくらいお買い得なネゴシアンだから。
深夜にやっと仕事をするような展開でしたが、最後の1本だった希少なベル・エポックのハーフが遂に消えていった・・・・。値ごろ感は、やや厳しいものですが 愛らしいチビ・ボトルもあって人気が。’96も中々飲み頃に入り始めており、柔らかく甘美な上質なシャンパーニュ
そして、セールス・トークとともに売約済みになってしまったヴーヴ・クリコの偉大なヴィンテージの’47も。以前に’49のハーフも極上だった記憶がございます。こちらもきっと素晴らしいアモンティリャードに熟成してくれているかな?

       Sommelier R.Imamura