Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'94

f:id:Budounokura:20240419172739j:image

本日も筋トレ。また、そろそろご近所に民泊が増えそうだ。長いこと施工をされておりましたが、どうやら お風呂だな?が見えたので ひょっとしたら飲食店?の思惑は外れましたが そうだよな あの場所では中々のチャレンジなので。

で ギリギリだったなあ

・Valpolecella Classico’94 Allegrini

気持ち良いお天気だよなあ、黄砂さえなければですが この一瞬なんだろうなあ?気が付けば直ぐに夏になってしまい もう暑いって言ってそうですが 梅雨も昨年はなかった記憶だし。

こちらも久々でしたね、前回はお産まれになられたお嬢ちゃんを抱っこさせていただきましたが 久しぶりの赤ちゃんにちょっと恐る恐るでしたが。そろそろ奥様もですかね?

そして今回もお取引先の社長さんを伴われで、若干のお疲れを感じましたが それでもお越しいただけたことに感謝いたします。飲む機会や飲まれる量の減少を感じられる現状ですが、大切なお話も有られるでしょう 是非ともそんなシーンにはご利用いただきたい。勿論、幾分の思惑にも理解はいたしますが。

個人的なテイスティングの欲望に駆られてでしたが、やはり もう少し休ませてからの抜栓のほうが望ましかっただろうか?それとも、この段階でも致し方ないものなのかも?ですが、この手のテイストにご理解が有られる彼にも機会を得ていただこう!

ヴァルポリチェラ、ヴェネチアの銘醸酒で 上級キュヴェのアマローネになれば世界市場でも一目置かれる存在ですが まあ地酒のレベルに当たる このヴァルポリチェラは現地ではガンガン飲み込む印象のワインでも。そんな思い出も有り 延々とヴェニスのバールで夜中まで生ハムとパルミジャーノを頬張りながら飲み込んだ記憶が。何時に為ったらアマローネが出てくるんだ?と悩ましさすらでも でしたが それが現実の世界でもありますか。

ただ、おそらくは 正に現行の出来たばかりのヴィンテージを飲み込むのが産地のスタイルだったのでしょうが この’94は30年の熟成を経てコルクはぼろぼろに。

やや酸化の香りは否めないものの、果実の甘みはぎりぎりのレベルで これもまたテイスティングをこなしてみないと解らない段階なのですが これもまたご理解が有られる方だけにかもしれません。

さあ、今宵は深夜に2戦目ですが レッドカードは無しにしてよ!

Sommelier R.Imamura

 

ヴィンテージ'95

f:id:Budounokura:20240418181958j:image

本日は、少し二日酔いでの ランニング。空が霞んでいますが、今年は意外に花粉症の症状は穏やかだったような?薬の効果がしっかりと出ているのかもしれない。

で 情けないですが

・Brunello di Montalcino’08 Caparzo

・Ridge Lytton Spring’95

阪神が少しづつ 調子を取り戻し始めている。広島は、今年も こちらもゆっくりだなあ。まあ、このまま中日ってことはないだろうから。

深夜に電話をいただき。後輩のソムリエさんからで、先日もご一緒させていただいた料理人さんを伴っていただき。有難い限りなのですが、情けないなあ ですが またまた楽しかったです。

葉巻を嗜むご様子でのお越しで 結局 紫煙を3本上げることに。気が付けば、またまた葉巻の手持ちが減ってきてますが そろそろかなあ?です。

ラフォンのマコンの’09と ハーフのブルネロを抱えてお越しいただけ、ラフォンは どうかなあ?香りは広がるものの果実の甘みは、やや穏やかだったような?

対照的に ブルネロは流石の味わいで、密度の高い凝縮感で流石の。

ただ、先日のグラスのポテルの モレ サン ドニ’07の纏まりがちょうど良かったのでは?少し量の減ったボトルで2日ぐらいが、綺麗に開く様子かと。

そして、懸案のアルベール・モロ や パランも選択肢には有りましたが、リッジに。

コルクがやや緩い印象でしたが、これもジンファンデルと侮るなかれの まあカリフォルニアだなあ。たっぷりのプルーンの味わいが支配的でタンニンの角はゆっくりと取れており。やはりこのあたりの時代のリッジは、纏まってるなあ。バランスの良い味わいで、葉巻にも負けない果実の充実かと。

ただねえ、この後に ハードリカーを飲んでしまったのです・・・・・。

ベルタのグラッパの’99が、半分くらいになっており これがとても甘くアルコールも少し下がっており 旨いんだよなあ。調子にのって ちょこちょこ注ぎ足して飲み込むから 二日酔いになってしまいます。当然のような朝帰りにて。

またまたです。

Sommelier R.Imamura

リッジ95

f:id:Budounokura:20240417175235j:image

本日は、筋トレ。

そして、嘗ての同僚のイタリアンのオーナーシェフからの連絡が。手持ちのフランスワインの現状の価格推移を尋ねられることに。まあ、ブルゴーニュは クロ・ド・ラ・ロシュが有ったものの ヴィンテージは’07’05だったので 生産者も併せて穏やかな印象ながらも とは言え一般的には高級ワインの部類でも有ります。

ボルドーが、丁度レストランのワインかな?価格は高騰はしておりますが’98’97の2級格付けが有り コス や グリュオ・ラローズ、3級のセギュール にセカンドのレフォールなどもあったので ’98は特に良きボルドーかと。

とは言え、それ以上に困ったのは 遂にスタッフが皆去り ワンオペなのか。いや、リストランテは無理だろう?ですが、そう言えば 神戸のイタリアンの彼もワンオペらしいので 飲食業も どうなんだろう?難しいなあ、人の心配ばかりはしてられないですが 何方かおられたら紹介したい・・・・・

で 入荷です

・Ridge Lytton Springs’95

稲光の晩でしたが、何ともなあ。観戦は出来ましたが、4月も気が付けば半分過ぎてます・・・・・。

サッカーって、レフェリーもですが 線審のあれ明らかにオフサイドなのですが 失礼ながら昨夜のセットは酷かった。1発退場は、まあ 余計なことはしないこと!なんでしょうが。何れにしても玖生の存在が大きいなあ、そしてブライアンがいなかったら 何点取られていただろう。次戦も頑張ってくれ!

画像は、今月の入荷分の カリフォルニア。ここでも価格の高騰は避けられませんが、特別な造り手のリッジの ジンファンデルが。

カベルネ・ソーヴィニヨン や ピノ・ノワールも 素晴らしいのですが、ジンファンデルも カリフォルニアでは重要な葡萄品種かと。プティ・シラー や カリニャンがブレンドされているようですが、濃密なスタイルのワインに仕上がっており これが熟成して 滑らかで スパイシーな印象を持つ これもまた素晴らしい ポール・ドレイバー作の ノスタルジーかと。

たっぷりの味わいをご堪能いただきたい!

Sommelier R.Imamura

ポテル'07

f:id:Budounokura:20240416175400j:image

本日は、ランニング。その前にベランダの薔薇に水やりですが、ざわざわと聞こえる群衆が 近所の疎水に掛かる小さな橋にパッケージ・ツアーの観光の方々が。旗を持つ船頭の方もおられ お約束のレンタル着物も羽織る女性陣も。伏見稲荷の参道界隈が人の波は解るのですが、ルートを選んでの移動も解りますが貧弱な地域の橋が落ちてしまいそうなんですが・・・・・。

そして、近所の民泊が相変わらず増えております。何処もかしこも 大工さんが入っておられ。併せて 1ルームマンションが建っております。稲荷に少し大きな施設が出来たので、雇用も産まれているのでしょうから。

とはねえ、円安だからなあ。チープな印象の国に成ってしまっているよなあ。まあ、お得に普段の食事などは楽しめるのは良いことなんだけどなあ。やはり、海外からの旅行者さんには 観光税をしっかりとお支払いいただくべきだと。特に京都なんかは。外資系のホテルさんからもねえ。松井さんどうでしょう?

で とは言え 国内の方には

・Morey Saint Denis’07 Nicolas Potel

今回はどうやら お仕事ではなかったようで。なので、奥様は伴われずの おひとりでしたが 岡山での意外なご趣味は撮り鉄なる。意外でした、まあ 穏やかなお人柄に納得なところも。

少しまだ若さを?のイメージの’07のポテルのモレ・サン・ドニでしたが、いやあ 美味しく熟成しております。幾分、早く楽しめるヴィンテージでも有るのですが これで残りは1ボトルになってしまいました。1ケースの入荷をグラス・アイテムとしても併用しながらの大切にゆっくりと抜栓していくことで あるシーンではボトルでも高いポテンシャルも。本当にこの造り手の 仕込むボトルはオーナーが変わろうと変わらない上質な味わいを持ち続ける 高いパフォーマンスです。

柔らかく 滋味深い甘みが印象的で ままブルゴーニュの近づき易い姿が表現されている逸品です。新幹線の始発でのご帰宅のようですので 起きれましたかね?またまた、次回は奥様もご一緒に。

足を延ばしていただき、心より感謝の気持ちを。

Sommelier R.Imamura

ボルドー右岸の2銘柄

f:id:Budounokura:20240415180636j:image

本日は、筋トレ。なのですが、愛犬のトリミングの予約が有ったので慌ただしく 届けて。オッペンハイマーねえ、見たかったのですが 3時間か・・・・・。時間の割り振りの都合上諦めました。仕方ないよなあ、まあ ぎゅうぎゅうにスケジュールを詰めてしまうと 余裕がなくなるのも危険なので。そのお陰で、久々にトライアンフに。気持ち良いよなあ、軽い格好で気軽に乗れる季節が楽しいので。ただねえ、おっさんになり 空間認識能力ってやつですか?衰えてきてますので、プロテクターって必要なのでしょうか?上半身だけでも衝撃から守れるものが各社から出されてますが。面倒ではありますが・・・・・。

で そろそろ移動も可能なのでは?

・Chatreau Pavie’99 St Emilion

・Chateau de Valandraud’99 St Emilion

桜は散りましたが、良い季節で我が家の庭の白藤が咲き始めて。この香りはソムリエの用語としては白い花の香りとでも 言いますか。バイクの置き場所の上に棚にしておりますが オイルの香りが邪魔をしますが非常に華やかで 熊蜂がぶんぶんと飛び乱れて。

出勤時に またまた後輩のソムリエさんにばったりでしたので、少しだけお邪魔して。まあ、他愛もない会話でもありますが 情報も得ながらも お互い頑張りたい。

画像は、ボルドー右岸の 変化をきたした2つのシャトー。とは言え その話も 軽く20年を超える段階のお話なので、現在も大きな変化が得られているかとは思いますが 僕のカウンターでは そろそろこのあたりも?の段階かと。

この段階では、まだ辛うじての スマートなボトルに詰められておりますが これ以降はごっついボトルに変更されて。個人的にはクラシックなヴィンテージが好みだった シャトー・パヴィ、’80年代くらいがお買い得が多く しなやかな味わいで好みでしたが このあたりの’99だと もう果実と言うよりチョコレートや カカオかと。そして、熟成はどのように?かな。

ヴァランドロー、今更?とも思われるかもですが、とは言え、このエリアの変化を促したシャトーのひとつで有るのは紛れもない事実かと。こちらも’99ですが 大きな変化はないのかもしれない。それぐらい このエリアのメルローは劇的に変化をした印象です。とは言え最近は見かけない、希少な銘柄にもなってきたような?

桜以外にも花盛りの京都にお越しやす。

Sommelier R.Imamura

御三家

f:id:Budounokura:20240414175713j:image

本日は、ランニング。持つかな?と思っていた桜は、鴨川沿いも 随分と散っていた。今日を目指して来られた方は残念だったかも?しれないかな。

そして、一気に気温も夏の様相に。日曜なので、もう短パンでもいいや!で店舗も夕方は早くもエアコンを稼働。早くも思いやられる・・・・・・。

で 困りましたね

・Volnay Clos du Chateau des Ducs’98 Michel Lafarge

・Bourgogne Pinot Noir’95 Michel Lafarge

確かに30億を使い込んだ通訳の方を大きく報道するけど 50億の政党交付金をの元幹事長のことは あっという間の報道って!との書き込みは そうだよなあ。です。

ワインリストの更新をすることで 幾つかの在庫の確認と セラー内の整理も。

ミシェル・ラファルジュ、以前も ご紹介した ヴォルネイの御三家。先日の抜栓の マルキ・ダンジェルヴィーユに おそらく コート・ド・ボーヌの最愛の プスドール。そして、最後のご紹介になりましたが 彼らで。

やや、地味な印象の生産者の ラファルジュかな?とは言え、現状では どうなんだろう?もう おそらくは20年前のイメージの この3つの造り手ですが、例えば プスドールなんかは オーナーも変わり 所有する畑もボーヌ・エリアにはとどまらず ニュイの最上の畑も幾つか手に入れており もう ヴォルネイがフラッグシップなどとは言わないのかもしれない?こう言った些細な事柄の関しては 確かに生産者との会話は興味深いものになるかもしれないですが まま。

ちなみに ラファルジュの特別な畑のクロ・ド・デュックの’98は、このあたりも その存在の やや隠れたところなのかも?しれない。裏張りはラックさんの正規品で、リリース時のものをじっくりと。なので、20年売れていないのも事実でしょう。素晴らしいワインなのですが、こちらもお勧めを敢えてしないもの そうねえ それ以上に熟成した素晴らしい他の銘柄も有るからかな?とは言え、先日の’01のダンジェルヴィーユの綺麗な飲める状態を鑑みると そろそろこの’98も。そろそろではありますが。

また、’95のACは 飲み頃の面白さと言う意味では。偉大さでは、叶わないものの。

格下の銘柄は、エチケットもシンプルですな。

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージ'07?

f:id:Budounokura:20240413175633j:image

本日は、筋トレ。少し起床が遅くなったので、愛犬のお散歩もこなすと昼食を。

そして、出勤時の電車のホームで後輩のソムリエくんにばったりと。暫しの通勤を同じコースなので、ですが 先日のワイン商のインデントリストの中からのお互いの吟味を。偶然にもイタリアワインの白は同一の銘柄を購入していたようですが、ブルゴーニュの 優良生産者のグラン・クリュもオファーしていたようですが、ここは賛否も個人的には。世評は素晴らしいものでは有るのですが、僕個人では 大きく心を動かされた記憶が無い生産者だったのと コスト的にも決して小さくないものなので どうだろう?とは思いつつも とは言え他のソムリエがこう言った特殊なワインを どお言った思惑で どのように考えながらビジネスに活用していくのか?と言うのは非常に興味が有ります。これまでは中々そのような意見を聞ける機会が無かったので、暫しの楽しい時間でも。

で ワインリストの更新に尽きてしまいましたが・・・・・

天橋立ワイン株式会社 茜ブラッシュ’07

最後の桜を愛でに 今日は観光の方の姿は多いかな?とは言え、今朝の四条通のゴミ捨て場の状況は明らかに落ち着いていた。金曜の晩は、どうだったのかな?とは思いながらも 土日は荒れるのでしょうか?

画像は、京都のワインナリーのひとつの 忘れていたような銘柄になってしまいますが ’07だったんだ・・・・・。

少し儚い思い出も無い訳ではないのですが、もう どなたにも久しくお逢いできていない。皆さん元気にされているのかな?良い時代でも有ったのかも?しれない。今日のテレビ番組でも、その方のご子息が出ておられ 順調に世代交代は果たされておられるご様子は多方面でも聞こえて参ります。まあ、こんなこともまたノスタルジーなのですが ’07は次男の誕生年でもあり 我が家はまだまだですが 時は着実に流れておりますので。

このロゼワインは、どうかなあ?意外に楽しめる気もしますが。こんな季節かと!

Sommelier R.Imamura