Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ポテル'07

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本日は、ランニング。その前にベランダの薔薇に水やりですが、ざわざわと聞こえる群衆が 近所の疎水に掛かる小さな橋にパッケージ・ツアーの観光の方々が。旗を持つ船頭の方もおられ お約束のレンタル着物も羽織る女性陣も。伏見稲荷の参道界隈が人の波は解るのですが、ルートを選んでの移動も解りますが貧弱な地域の橋が落ちてしまいそうなんですが・・・・・。

そして、近所の民泊が相変わらず増えております。何処もかしこも 大工さんが入っておられ。併せて 1ルームマンションが建っております。稲荷に少し大きな施設が出来たので、雇用も産まれているのでしょうから。

とはねえ、円安だからなあ。チープな印象の国に成ってしまっているよなあ。まあ、お得に普段の食事などは楽しめるのは良いことなんだけどなあ。やはり、海外からの旅行者さんには 観光税をしっかりとお支払いいただくべきだと。特に京都なんかは。外資系のホテルさんからもねえ。松井さんどうでしょう?

で とは言え 国内の方には

・Morey Saint Denis’07 Nicolas Potel

今回はどうやら お仕事ではなかったようで。なので、奥様は伴われずの おひとりでしたが 岡山での意外なご趣味は撮り鉄なる。意外でした、まあ 穏やかなお人柄に納得なところも。

少しまだ若さを?のイメージの’07のポテルのモレ・サン・ドニでしたが、いやあ 美味しく熟成しております。幾分、早く楽しめるヴィンテージでも有るのですが これで残りは1ボトルになってしまいました。1ケースの入荷をグラス・アイテムとしても併用しながらの大切にゆっくりと抜栓していくことで あるシーンではボトルでも高いポテンシャルも。本当にこの造り手の 仕込むボトルはオーナーが変わろうと変わらない上質な味わいを持ち続ける 高いパフォーマンスです。

柔らかく 滋味深い甘みが印象的で ままブルゴーニュの近づき易い姿が表現されている逸品です。新幹線の始発でのご帰宅のようですので 起きれましたかね?またまた、次回は奥様もご一緒に。

足を延ばしていただき、心より感謝の気持ちを。

Sommelier R.Imamura