Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

NV'90

f:id:Budounokura:20240307173316j:image

本日は、ランニング。若干暖かく そして花粉が・・・・・。

中学生が美人局か、相手をした相手もどうかしてるけど どうしたものか・・・・。

そして、そんな間違え有るかな?のことが また。先日の廃棄物回収業者さんの桁を1つ間違えての集計に続いて 協会けんぽさん、限度額申請の継続お願いをしていたのですが 何時まで経っても届かないので確認をすると どうやら前年の経緯を見てご対応されていたようで そらあ届きませんわな・・・・。こちらはご丁寧な対応でしたので、まま お待ちしますが そんなことって・・・・・。

で 先日の続きを

・Cotes du Jura’90 Roulet

・Pavillon Blanc du Chateau Margaux NV

またまたワイン商からのインデントオファー、ざっと拝見しましたが もう高級ワインのエリアのリストは ほぼほぼ当然のように原価でも5桁スタートで それも小さな数字のものは非常に限られており 当たり前のように 6桁のものや7桁のものも半数くらい並びます。そして、先日の希少なシャンパーニュの オールド・ハーフボトルは もう完全に市場から消えているのかもしれません・・・・・・。

何時もの様に白ワインを中盤に。前回から このエリアにも手を出しました。ジュラのサヴァニャン、特殊な製法も含めて香りの立ち上がりに個性が存在します。これは、幾分の上級者では無ければ おや?とおっしゃられる場合も。今回の’90も 独特のシェリーのような酵母の香りがアタックに現れ しっかりとした果実の甘みも膨らみ パワーを感じさせられます。ただ、前回のような シャトー・シャロンには やや力を控えめに熟れており 確かに余韻の儚げな味わいも またワイン談義に華が咲きます。

これもねえ、何時かはお飲みいただければ?と暖めておりましたが いや 冷やして。おそらくは’60年代の シャトー・マルゴーには 紅白どちらも よーく見るとヴィンテージが記載されていないボトルが存在します。贋作でもないようで。赤の方は経験はないのですが この白に関しては ございまして 今回も熟れております。ソーヴィニヨン・ブラン100%の稀有なセパージュですが、特に近年の価格の高騰は異常ですが まあ もう高級ワインの世界は富裕層だけのものになるのでしょうか?

するする飲める、だろうなあ そこが実は美味なワインなのだと思いますが。個人的には、重たいワインが!と言われる方は まあ よっぽどアルコールにお強い方か 滴るレアなステーキを食す場合などは解りますが。そんな意味でもアルコール耐性に やや劣る日本人がブルゴーニュや オールド・ワインの世界に浸るのは理解出来ます。

そして、また より複雑な味わいの 例えば白ワイン や シャンパーニュの泡のほぼ無い世界へと行きつかれる方も。

ちなみにですが、出勤後のワイン商のインデントでオファーしたのが 4種のみ。

ピンポイントでもあるのですが、シャンパーニュは はあ ハーフでは無いのですが モエのフルボトル。探していたヴィンテージの’59が有りました。桁が変わらないものだったので オファーしましたが どうでしょうね?まあ櫃よかな?のヴィンテージなので。

白は、カジュアルに戦える部ルドー・ブランのカルボニューが。ヴィンテージ’94だけが 幾分お求め易くでしたので 2本だけ。

そして 赤ワインも ボルドーでした。何故だろう?どうしてだろう?他の五大シャトーよりも ここだけが 若干プライスに穏やかさが感じられた 悔やまれるのは’28のシャトー・マルゴーがありましたが 既に他所様が。これは偉大なヴィンテージと言われていますが。今回オファー出来ましたのは シャトー・マルゴー’66’58で。’66は まま評価は悪くは無いのですが そうね以前の抜栓では、アベレージのマルゴーだったような?そして、’58は 難しい作柄ですが、これもまた希少ヴィンテージです。こちらの白ワインラバーに奇しくもお産まれ年ですが、どうかなあ?今回のパヴィヨン・ブランの流れで セールスには至らないものだろうか?と 思惑もですが、ご負担もお掛けしてるからなあ・・・・・・・。

Sommelier R.Imamura

モエ'02'43

f:id:Budounokura:20240306173817j:image

本日は、筋トレ。昨夜の酔いと紫煙の影響は有りましたが、まあ ノルマ通りの。

3月ですが、愛犬のお散歩時も やや寒さを感じる今週です。併せて 遂に積み立てNISAを始めました、これもまあ 余り関係ないでしょうが・・・・・。

で これまた久々の

・Moet & Chandon Grand Vintage’02

・Moet & Chandon Dry Imperial’43

高級時計のレンタルか。そこ迄はないですが、若干の希少時計を所有しておりますが 人の時計を借りたいかなあ?もう、汗をかくので滅多に腕に嵌めませんが 一時的では無くて所有欲なら理解は可能ですが レンタルって・・・・・。

ヴィンテージ’02の舞妓さんのお誕生日祝いの。こんな時って やはり手持ちが威力を発揮します。その後の流れも鑑みるとご理解もいただけるかと。

ただねえ、ホストのムッシュのお疲れのご様子は手に取るようで お電話の対応も大変そうでした。今回、ほぼほぼ初めて 途中からソファーでストーブに当たりながら横になられたので。無事解決に至っていればよろしいのですが。

最終的には計6本と葉巻5本が消えていきましたが、取りあえずシャンパーニュを。

紫芋のポタージュと スペアリブのトマト煮込みに 猪のテリーヌ・リゾットくらいでしたが 先ずは’02のグラン・ヴィンテージ。コルクは意外にも十分の熟成具合ではありましたが、まま 味わいは若さは否めませんが 綺麗な甘みが感じられ優良なヴィンテージの姿がはっきりと。襟替えも終わられた舞妓さんでしたので、ゆっくりとお話も出来 ずけずけと おしゃべりしてしまいましたが 素敵なお嬢さんです。我が家の長男とは同学年になりますが、しっかりとされてるなあ。

この間に白ワインが2本挟まりますが、’43のメゾン生誕200周年ヴィンテージのボトルで ハーフながらも重厚な昔のガラス瓶といった感じで。

以前の’53との比較も記憶の中にはありましたが、お好みはどうだったでしょうかね?これもまた流れも有るのですが、白ワインが これまた際物を抜栓していましたので すんなりと近寄れるオールド・シャンパーニュ。若干、当たり前なのですが そろそろ力は落としつつかな?特に個人的には’53との比較は 優美さは’53だったかな?とは言え、もう中々この辺りのオールド・シャンパーニュは出逢えないかと。

また、この晩は 京都の有名店のバーテンダーさんもご一緒されておられたので 多彩なお酒の知識をお伺い出来たのもまた 楽しき時間でした。本当はね、ソムリエですので ハードリカーの知識も持ち合わせていないといけませんが、限られているからな。

今月は、お別れ会も有られる筈ですが お忙しかな?よろしければ送るワインも どうでしょうかね?

Sommelier R.Imamura

これも ロートシルト

f:id:Budounokura:20240305170130j:image

本日は、雨でしたので エクササイズ・バイシクル。冷たい雨で、やや気温は下がり気味でしたが 個人的には、湿度の高さは若干のだるさを感じます。

そして、その際には NHKプラスにて バタフライエフェクト。今回は、イスラエルで。まあ、何となくならった世界史の中での情報に肉付けされた程度の知識ですが 歴史は悩ましく また繰り返される。そして、大勢の中にいる政治家のと言うか既得権益だろうなあ?ちなみに このユダヤ系の権力者側となると ワインの世界ではロートシルト家が。

・Chateau Clarke’86’83 Listrac Medoc

ほんの少しですが、僕もここでは貢献している部分?もですが、ロートシルトと言えば 五大シャトーだろう?でしょうが、先日にムートンを つぶやいたので・・・・・。

ですので 今回は やや地味な存在に捉えられているかも?ですが リストラック・メドックエドモンド・ロートシルトが仕込むもので 他のロートシルトよりは比較的まだ手の届きやすい銘柄かもしれません。とは言え、まま ヴィンテージが’86’83なので 侮るなかれではありますが。

もうなあ、今日も山本太郎さんと岸田さんの答弁を聞きながらの おしぼり巻きでしたが、もっとなあ 本気で取り組んでいただきたいなあ。そう、だから 太郎くんみたいな方も少数派ながらも必要な存在なのかもしれない。弱者に寄り添いましょうよ。

蛇足ですが、大正製薬の アライか。これもまあ副作用が侮れないよなあ・・・・。

Sommelier R.Imamura

日出る国

f:id:Budounokura:20240304180216j:image

本日は、筋トレ。でしたが、早朝から店舗への灯油の配送に 食材の買い出し お天気が明日からは崩れそうなので花粉を乗り越えてのトライアンフにも。午後は、またまたの銀行さんでしたが もう疲れたなあ。とは言え、お越しいただけているので感謝しないと・・・・・。

で 未だ3月が・・・・・

丹波ワイン 鳥居野

サントリー塩尻ワイナリー特別醸造 桔梗が原メルロ2001

コロナ禍に翻弄されたのは、忘れませんが 昨夜の番組で ロシアのスポーツ選手も大変だなあ。フィギュア・スケートのワリエアさんも 17歳になりましたか。ヨーロッパの17歳は、もう大人だな。メイクもしっかりとされると 日本の高校生とは・・。

ドーピングもですが、やはり戦火の中では 世界大会は難しいだろうからなあ。ピークが過ぎてしまう。併せて純也は、どうなるんだろう。

日本のワイン。昨今の評価を上げる生産者も沢山おられますが、どうなんでしょうね?生産本数が少なく手に入らないものも 随分フューチャーされているようですが、まあ 色々な賛否もありましょうが こんな銘柄もセラーに眠っております。

丹波ワインさん、京都のワイナリーの2つの内の1つですが やはり機会はないなあ。以前、もう15年も前になるような?あるゲストが京都のワインは無いの?とのお言葉を切っ掛けに まあ 1本だけ。と言うことで今はもうこのラインは無いのでは?そしてヴィンテージも記載されておりません。なので、ブレンドでしょうか?和食に相性がよろしいそうですが まま 京都ですよ。

塩尻サントリーさんのメルロ。桔梗が原と言いますと、競合他社のものが まず挙がるような?ですが、まま 今回は こちらの。ヴィンテージも’01になりますので こちらも随分熟成を経ているかと。新樽100%ですよ!うーん、登美の手持ちもございますが、こちらに比べると やや下位の立ち位置の筈ですが、野心的な仕込みを感じます。まあ、昨今の新しい生産者の皆様の努力にも敬意を払いますが 先ずはこう言った国内では大手の生産者の皆さんの努力が有ったうえでの 現状もかと。

ボルドー右岸のシャトーとの 比較対象としても興味深いボトルが幾つかリストには並ぶものかと。

まあ、心揺れた際には 偶には。

Sommelier R.Imamura

 

ルーミエ 末広がりの

f:id:Budounokura:20240303174850j:image

本日は、ランニング。の前に 東京マラソンをテレビで終盤だけ。結局、大迫くんか。まあ、そんな予感はありましたが 代り映えしないな。いずれにしても、マラソンは 世界では難しいかな。勿論、期待はするのですが やはり記録から見たら なあ。

で 心折れますが・・・・・

・Chambolle Musigny’88 G.Roumier

・Clos Vougeot’88 G.Roumier

半身浴中に ドラえもんを見てしまった。ですが、映画版の Stand By Me2だったので これは やや大人版かと。子供は寝てしまうのでは?個人的には少し 人物のアニメ映像が気持ち悪いような気もしますが。ですが、よく出来てます。

既に このドメーヌも高嶺の花なのでは?おそらく正規品なども割り当てで分けていただけないのでしょうか?とは言えなあ、難しいよなあ どの段階で代替わりを果たして どの頃から満足いく品質になっているのだろうか?ですが、逆に 先代に瓶詰めのボトルが 果たしてそんなに品質が落ちるものなのか?とは言え その価格が本当に妥当なものなのか?と考え出すと もう仕入れは果たせないだろうな?

そんな思いに駆られる生産者の中でも 早い段階から悩ましさを感じずにはいられない ひとりでしょう。まあ、価格に関しては どうこう言ったところで ここに関してはもう不毛の部分かとも思います。世界的には、明らかに投機の対象にもなっているブルゴーニュは最たるエリアなので やれ10年前は どうだった!と言ったところで?かと。どうだろうなあ、まあ ジャイエが亡くなられたタイミングが やはり大きな転機だったのではないだろうかな?ボルドーで言えば、ミレニアムの過熱でしょうか。

まあ、いずれにしても クリストフルの姿が見える末広がりのヴィンテージの ジョルジュ・ルーミエの手持ちも残念ながら この2本が最終です。

村名のシャンボールに グラン・クリュの ヴージョ。まだ若干なあ?ですが、一般的には そらあ 垂涎の的かな?このくらいだと コルクの心配は まだまだぜんぜんかと。よろしければ。

Sommelier R.Imamura

ご存知でしょうか?

f:id:Budounokura:20240302181753j:image

本日は、筋トレ。予定通りの そろそろ花粉の影響が出始めました。取りあえずは、お薬を飲んでの対応で我慢出来てますが 強烈な点鼻薬はまだ登場しておりません。ステロイドなんでね、効きますが・・・・・。

で 続きません

・Domaine de la Passion Haut Brion’72 Graves

・Chateau La Mission Haut Brion’60 Graves

出勤時には、ばったりと 1月の開業期間を終えた後輩のソムリエさんに。律儀に お越しになられた祇園街のお姉さんの店舗にお伺いになられていたようで。狭い世界なので大切なことなのですが、僕は やや苦手なことなのですが 彼は偉いなあ?と。些細な世間話を立ち話で なのですが まま生活リズムが同じなのでしょうから そんなものなのかな?

ヴィンテージ’72かあ。そんなことも考えていると、昨夜は 久々にワインリストの更新を。多岐には渡るものの、少しづつのアイテムを入れては差し替えての これもまた負担は掛かりますが ソムリエとしての作業の部分では大切なことでは有るかと。

そんな都度に価格のお値上げにも着手なのですが、心流されます 先日の方の価格への感覚などのご意見も 脳裏には残りますが もう感覚は崩壊しておりますが。

画像は、グラーヴの五大シャトーのお隣の。ですが、この パッションはご存じでしょうか?これもまた長いこと僕のセラーに鎮座しているなあ。勿論、積極的にお勧めはしないのですが まあ もう既に存在しない銘柄で。

そして、もうひとつの ラミッションに吸収されるように 彼らのマーケティングの範疇にて。また、このラミッションの ヴィンテージ’60も また現在では希少なヴィンテージでは?ブルゴーニュでは’60は見つけ難いなあ?ボルドーでも 無い訳ではないでしょうが ここまで来ますと。ただなあ、’60の液面の高さは素晴らしいものの’72は それと比べて 相応とも思われますが、やや落ち気味かなあ?の 懸念材料にもなりますかと・・・・・・・。

Sommelier R.Imamura

'95'72ブルゴーニュ

f:id:Budounokura:20240301175415j:image

本日は、ランニング。その後は、愛犬の散歩をこなしてから トライアンフのエンジンだけかけて庭の掃除を。それにしてもなあ、まあ 兎に角 自然な形でのご結婚で良かった。あれだけ完璧なので、心配は 後はもう偏った嗜好ぐらいしかないからな。

で 本当に久々の抜栓で

・Nuits Saint Georges Clos de la Marchale’95 Faiveley

・Maorey Saint Denis’72 Michel Magnien

まあ、政治家の皆さん 変わりませんな。呼ばれてるのに、資料の準備もしていないのって・・・・・。

お初のお越しのお電話の伝え方に好感を得ました。大阪と名古屋か、まあ 丁度中間点ですね。とは言え、まあ やっぱりねえ ワインのお好みはそれぞれですが まあ大阪には有るよなあ。京都にもワインバーは有りますが、そうですよね この手の熟成のブルゴーニュを望まれると どうなんでしょうか?そんなコメントでしたが、ご縁が更に繋がることを心より。

やはりねえ、との印象を得ました。しっかりとワインリストから吟味いただき セレクトされるのは やはり稀有な方でもあります。ただ、やはり そんな気持ちで造りこんでおりますので この行為はワインラヴァーの方にしていただくのは嬉しい限りです。結果的に まあ経済感覚は これもまた様々ですが リーズナブルな価格だったとの。とは言え、一般的には 2本のワインを飲み込んでの価格としては決して そんなことは有りません。ただただ、この手の希少な飲み頃のブルゴーニュを抜栓するとなると そうねえ 当たり前の価格かとは思いますが。

何故’95の?の答えは そうですよね。とても素敵なお連れ様でしたので、そんな感覚は有りましたが もう昔ほど女性のヴィンテージは当たり辛くなりました。そして、この’95のマルシュレは、若干まだ硬いもんなあ。良いヴィンテージだからこそ?ですが、とは言え、若いワインには絶対に無い熟れた香りが膨らむのです。

2本目も、ご自身で。ただ、この’72はリコルク物なので オリジナルの’72の他のブルゴーニュも比較でお持ちし ご説明も。こう言った細かい行為も個人的には重要かと。勿論、ボトルを見れば解る?でもありますが、そこには現実には大切な経緯が存在しますが。

村名ですが、まあ やはり このくらいのオールドが個人的には。リコルクですが、既に10年くらいは経過するものですので 若い目減り分の補填は綺麗に溶け込んでいるもので。若干の余韻の酸の若さは気になりながらも、そこは 直ぐに落ち着いていくもので。まま、そうだよなあ 何方と飲むかで このくらい素晴らしい稀有なワインを開けようと!思うよな。まあ、基本はクラシックなお好みのワインラヴァーかと。

3月です、嬉しきご予約もいただけましたが 別れと出逢いの季節です 是非とも特別なワインと共に如何でしょうか?よろしくお願いいたします。

Sommelier R.Imamura