Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

NV'90

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本日は、ランニング。若干暖かく そして花粉が・・・・・。

中学生が美人局か、相手をした相手もどうかしてるけど どうしたものか・・・・。

そして、そんな間違え有るかな?のことが また。先日の廃棄物回収業者さんの桁を1つ間違えての集計に続いて 協会けんぽさん、限度額申請の継続お願いをしていたのですが 何時まで経っても届かないので確認をすると どうやら前年の経緯を見てご対応されていたようで そらあ届きませんわな・・・・。こちらはご丁寧な対応でしたので、まま お待ちしますが そんなことって・・・・・。

で 先日の続きを

・Cotes du Jura’90 Roulet

・Pavillon Blanc du Chateau Margaux NV

またまたワイン商からのインデントオファー、ざっと拝見しましたが もう高級ワインのエリアのリストは ほぼほぼ当然のように原価でも5桁スタートで それも小さな数字のものは非常に限られており 当たり前のように 6桁のものや7桁のものも半数くらい並びます。そして、先日の希少なシャンパーニュの オールド・ハーフボトルは もう完全に市場から消えているのかもしれません・・・・・・。

何時もの様に白ワインを中盤に。前回から このエリアにも手を出しました。ジュラのサヴァニャン、特殊な製法も含めて香りの立ち上がりに個性が存在します。これは、幾分の上級者では無ければ おや?とおっしゃられる場合も。今回の’90も 独特のシェリーのような酵母の香りがアタックに現れ しっかりとした果実の甘みも膨らみ パワーを感じさせられます。ただ、前回のような シャトー・シャロンには やや力を控えめに熟れており 確かに余韻の儚げな味わいも またワイン談義に華が咲きます。

これもねえ、何時かはお飲みいただければ?と暖めておりましたが いや 冷やして。おそらくは’60年代の シャトー・マルゴーには 紅白どちらも よーく見るとヴィンテージが記載されていないボトルが存在します。贋作でもないようで。赤の方は経験はないのですが この白に関しては ございまして 今回も熟れております。ソーヴィニヨン・ブラン100%の稀有なセパージュですが、特に近年の価格の高騰は異常ですが まあ もう高級ワインの世界は富裕層だけのものになるのでしょうか?

するする飲める、だろうなあ そこが実は美味なワインなのだと思いますが。個人的には、重たいワインが!と言われる方は まあ よっぽどアルコールにお強い方か 滴るレアなステーキを食す場合などは解りますが。そんな意味でもアルコール耐性に やや劣る日本人がブルゴーニュや オールド・ワインの世界に浸るのは理解出来ます。

そして、また より複雑な味わいの 例えば白ワイン や シャンパーニュの泡のほぼ無い世界へと行きつかれる方も。

ちなみにですが、出勤後のワイン商のインデントでオファーしたのが 4種のみ。

ピンポイントでもあるのですが、シャンパーニュは はあ ハーフでは無いのですが モエのフルボトル。探していたヴィンテージの’59が有りました。桁が変わらないものだったので オファーしましたが どうでしょうね?まあ櫃よかな?のヴィンテージなので。

白は、カジュアルに戦える部ルドー・ブランのカルボニューが。ヴィンテージ’94だけが 幾分お求め易くでしたので 2本だけ。

そして 赤ワインも ボルドーでした。何故だろう?どうしてだろう?他の五大シャトーよりも ここだけが 若干プライスに穏やかさが感じられた 悔やまれるのは’28のシャトー・マルゴーがありましたが 既に他所様が。これは偉大なヴィンテージと言われていますが。今回オファー出来ましたのは シャトー・マルゴー’66’58で。’66は まま評価は悪くは無いのですが そうね以前の抜栓では、アベレージのマルゴーだったような?そして、’58は 難しい作柄ですが、これもまた希少ヴィンテージです。こちらの白ワインラバーに奇しくもお産まれ年ですが、どうかなあ?今回のパヴィヨン・ブランの流れで セールスには至らないものだろうか?と 思惑もですが、ご負担もお掛けしてるからなあ・・・・・・・。

Sommelier R.Imamura