Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

64 クリコ

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本日は、ランニング。春の三寒四温だなあ、帰宅時の不安はあるものの 衣替えをしました。と言うか しないと 出勤時に汗だくになるだろうから。とは言え、革のライダースは抱えてくるのですが。

で 今回は ヴーヴ・クリコにて

・Veuve Clicquot Ponsardin’02

・Veuve Clicquot Ponsardin Yellow Label

・Veuve Clicquot Ponsardin Brut’64

昨夜は母からの電話に 遂に来たかと。中々連絡のつかない 長男からの電話があったと言うので まさかあ?と直ぐに思いましたが 典型的な 未だに?のスタイルの オレオレ詐欺に 溜息も。どうやら 被害は無かったようなのですが、まあ 父も母も 元気ながらも 気が付けばかなりの高齢です。母曰く 既に年金生活で お金など無いよ!と伝えたらしいですが おそらくは正しい対応だったかと思う。離れて暮らす 実家に不安はありますが 姉がほぼほぼ 同居に近いような形なので 兎に角 警戒をしっかりとして欲しい。しかし、本当に世知辛いなあ 真面目に働いて欲しいものです。

久々の 両手に華と言うか 両手では足りない状況でしたが、今月は早くも2度目のお越しに心より。とは言え、芸妓さんも お二方とも 花粉症とは大変だあ。来月のご準備に 追われる感じでしょうが まあ飲まれると 変化が起こる場合もねえ。

プランはありましたが、当初は’04を 予定しておりましたが ’02の 芸妓さんがおられたので 変更しました。追いかけるように ノン・ヴィンテージ・オールド・シャンパーニュの クリコも開けての比較なのですが 開けたては NVのほうが明らかに香りが立つのですが ここでは ポテンシャルがものを言い 徐々に’02の ヴィンテージの素性が香りの複雑さに 濃密な甘みが際立ちます。思惑としては どちらとも言えませんが、最後の1本だった ノン・ヴィンテージ・オールド・シャンパーニュのクリコの手持ちでしたので まま こちらにお届け出来て良かったかと。

そして、〆は ’64のハーフですが 今回のハーフは 珍しい香りがアタックから。ヨモギと言いますか やや苦み系のブーケが広がる印象で 2度のテイスティングをいたしましたが 問題では無く これも個性とは感じたのですが 以前もこのクリコの’64のハーフは機会がありましたが 明らかに印象が異なるボトルではありましたが。まま、時間の経過もありますので それもまた致し方ないでしょうが そうねえ お料理も 牛蒡のスープに 蟹身が手の入ったので 蟹の外間とクリームパスタを 仕上げていた時間もありましたが まだまだ 以前のような 飲みっぷりではない顧客に まま ゆっくりと体調を整えてください。個人的には、完全に元に戻っておりますが アルコール耐性にも 体力と言うか 体重も 微妙に関係はしているとも思われますが。

まま、僕も もう少し落とした方が 勿論 健康的には?ですが。

Sommelier R.Imamura