Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'59 ブルゴーニュ・ボルドー

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本日は、お昼まで寝室に。二日酔い感では無かったものの、少し疲労感が残る印象でしたので ゆっくりと寝ました。まあ、偶には そんなこともございましょう。帰宅も やや遅くなりましたので・・・・・・。

で 流石の’59と言った感じかと

・Cote de Brouilly’59 J.Thorin Tastvignage

・Chateau Pichon Laland’59 Pauillac

店舗のセキュリティーの設備の補修を。電池を変えるだけとはお伺いしておりましたが、いやあ そんな簡単なことだけでは無かったようで。まあお世話になり始めてから3年になりますので、必要なことなのでしょう。頼りにしてます。

前半にね、ゆっくりしてましたら 珍しく奥様だけで。どうやら京都でご友人とのお楽しみのようでしたが、時間待ちで。結局は戻られ 楽しき長い晩になりましたが。

それにしてもなあ、お噂と言いますか 同業の女性のお店なのですが 年内迄は営業されているのでしたね。色々なお話は下世話ながらも 其処でしたか まあ手持ちの武器は最大限にお使いになられるのは僕に言われなくともですね。まあねえ、一般的にはあの場所は中々借りられないからねえ。とはいえ、昨夜も満席でお断りされたそうなので 凄いなあ。

取りあえず今回はこの2本にて。先にシャンパーニュと ブルゴーニュの白ワインもお楽しみいただきましたが お連れのマダムはヴィンテージ’59との。

確かに とても可愛らしい方で そうねえ 解らないものです。まあ、バイタリティとも言いますか。恋多き方のようにお見受けも。

トリンの タストヴィナージュのコート・ド・ブルイィ、正直 このワインが ここまで素晴らしく生き続けているのか?とは疑問もありましたが。実際には、クリュ・ボージョレなので そう今夜深夜に解禁されるボージョレ・ヌーヴォーの産地の ガメイで仕込まれるワインでも。とは言え タストヴィナージュの信頼のもと コルクも辛うじてでしたが 開けたては還元で やはり若干の ひねた感覚ではありますが 徐々に甘みが纏まり そう古酒の中でも最も信頼出来るヴィンテージ、50年代最後の偉大な古典的重量級ワイン!とのこと。

やってしまった・・・・ではありましたが、まあ こんな晩の為に買い続けているのも事実なので 抜栓してしまい。こちらも ぎりぎりだったな?のコルクですが、60年以上のワインですが デキャンタージュが必要かな?くらいの充実感で 先のブルイィとは 格の違いを感じさせる味わいで まあなあ 流石のラランドだよな。この時代の偉大なボルドーの2級は 久々の貴重な経験にも。正に 世紀のワインとも称され戦後最も がっしりした体格を持ったワインとの。’59年のものの多くは今でも飲んで素晴らしいし、永遠に呑めそうな感じのする豊潤さを持っている!だろうなあ。

そして恐ろしいことに’59の手持ちが無くなった先日の ポール・ロジェに続いてなので 意外にもこの希少なヴィンテージをまた 探さなくては・・・・。まだ、見つかるのは間違えないのですが はあ 溜息の価格が提示されている・・・・・・。

Sommelier R.Imamura