Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'01'00'95'83'83

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本日は、完全に休養を。何とか何とか ウォーキングくらいはこなしたいかな?でしたが、もう 休もう!と半身浴を長めに浸かって。

で 昨夜は 本当に久々に使い物にならなくなった・・・・・

・Chateau Carbonnieux’01 Graves

・Moet & Chandon Grand Vintage Rose’00

・Picolit’95 Primosic

・Vacqueyras’83 Paul Jaboulet Aine

・Nuits Saint Georges Tastvignage’83 Thomas Bassot

先日の料理人さんの顧客の方が 久々に。明日が彼は店休日なようで、片付けに少し時間がかかられ それまでは、こちらの方ともゆっくりとお話を。

1階のエレベーターホールの看板の記載をご覧いただけていたようで、コメントをいただけ その通りの選択になり何となく そう言えばお好みに合致もしていたなと。

ボルドー・ブラン好きの彼には、使ってしまおう!と他にも顧客のお顔が浮かぶものの。前回のボトルよりも やや進んでいるような印象も だからこそ面白みのあるオールド・ボトル、世間話とともにすいすいと。

ヴィンテージ’00のロゼもコルクの状態も含めて そろそろ飲み頃感はしっかりと。大ぶりのグラスを選択しましたが その分も合わせて泡の希薄さは一段と。黒葡萄のニュアンスは強くは感じられませんが、華やかな桜を待つ気分でも。

ピコリットってご存じですか?一時期は、希少葡萄品種としてデザートワインの もうひとつの選択肢にもなりますが、ヴィンテージ’95と言うのも更に希少かと。貴腐のニュアンスはないものの、柔らかい優美さが感じられ 懐かしい1ボトルでも。

紫煙も失礼しながらも、ヴィンテージ’83のローヌとブルゴーニュに。既に随分酔いどれながらも 楽しき時間は進んでいきます、スタイルは異なるものの どちらも綺麗に熟れており正に飲み頃の時期が訪れております。40年か・・・・そうでしょうね、これくらいの時間がこのクラスのワインにも必要かと思われます。南ローヌの妖艶さにピノ・ノワールの洗練された味わいはニュイ・サン・ジョルジュでも硬さはほぐれておりました。

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蛇足ですが、最後のブルゴーニュ以降は お恥ずかしながら問題が発生しておりました。対処はしていたものの、手術で切除した部分に関係する悩ましい問題ですが ぎりぎりの状況でもあったかな・・・・・。情けない。

またまたのお越しを。

Sommelier R.Imamura