Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'77×3

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本日は、筋トレを。やや二日酔い気味でしたが、まま ゆっくりと。

郷里の鯉が2連勝か!広輔が代打で仕事をしたか!

ラソンは、女子のゴールシーンしか見れなかった。大迫くんは、らしいなあ。まあ、あの雨では大変だな。

で 昨夜の贅沢な

・Bourgogne Rouge’77 Lethier Rieusset

・Chassagne Montrachet Clos Saint Jean’77 Rene Lamy Pillot

・Barbaresco’77 Bersano

酔ってしまいの寝落ちの状況でしたが、スポーツねたばかりで申し訳ないですが 素晴らしいラグビーの試合に帰宅が遅れてしまい・・・・・。

アイルランド と ニュージーランドの試合は、正に決勝のような内容で にわかでも面白いと思える試合で。それにしても、ラグビーって いいなあ。サッカーが最も好きですが、この紳士のスポーツを見ると シミュレーションなどで騙し合いも含めた競技とは随分異なるなあ。ブラジルの10番は、上手いんだけど これが多すぎて。先日の代表選の中村の怪我も 醜いファウルだったしな。兎に角、規律が重視されるラグビーって しかもあんな巨漢の男たちが。

久々のお越しの横浜からのご夫婦で。

まあ、実際には3本で終わる訳が無く 他にも抜栓しているのですが 今回はこの贅沢な ヴィンテージ’77の3本を。

今回も、色々とストーリーを考えての趣向でしたが ’70年代でも最も難しいと言われる生産念の’77は 手持ちが有られる方も少ないで有ろうと。それを飲んだ勢いとは言いながらも 比較をしてしまう展開にこのような。

奥様のヴィンテージですが、最初は少しけちったと言いますか このACから。リューセのブルゴーニュ・ルージュは以前もテイスティングは出来ているので、まあ 想定の範囲内なのですが まあ これだけだと十分に理解の出来る熟れた味わいは 僕のカウンターらしい味わいと久々に帰ってきたと思わせてあげられるボトルかと。

ですが、やはり順番は大事で シャサーニュの赤のクロ・サン・ジャン。造り手も ラミー・ピヨとなると 難しいヴィンテージながらも線は細くも 優雅な味わいが余韻へと繋がります。そう、こちらはリストに載せていなかったのですが 先日の大陸からのゲストでワイン関係のビジネスをされていた方が このドメーヌをインポートされていたと。会話の中で知りましたが、リストに載せていれば オーダーいただけていたかも?と思うと 改めて仕事の大切さを感じます。まま、今夜はこちらで高いパフォーマンスでしたが。

〆の’77はバルバレスコを。奥様はイタリアは、やや 敬遠されるのですが 意外にも今宵はこの大手の生産者のベルサーノのバルバレスコの高い質感に驚かれも。やはりなあ、僕のカウンターではブルゴーニュを!は重々、理解出来るのですが 時としてイタリアの銘醸ワインは外せないのも事実かと。ネッビオーロの強固なタンニンが、時の経過とともに解れていき やや緩かったワインの出来も下支えしてくれて40数年の変化を保ちます。

まあ、これで 一応は’77は十分でしょうか?まあ、上を見ればキリがありませんが こちらには これからは意識から外しても良いかも?です。

Sommelier R.Imamura