Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'07'00'98

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休日も本日も 運動の伏見稲荷へ。本来は、祈願なのですが 僕の場合は二兎を追う感じで。

そして、本日のお昼間は店舗に荷物を届けて ですが、もう使用を控えていたターンテーブルは持ち帰りました。その際ですが、2階のオムライス屋さんの撤退に伴う什器の撤去が。専門の業者さんが灼熱の中階段で冷蔵庫を下ろされており これは マスクなんか出来ないよなぁ?と 何するにしても難儀な世知辛さかと。明日は我が身ですが、うちの撤退時も もっと大変かと・・・・・。

で 先週末は 金曜日の晩の書き込みが出来ませんでしたので 合わせて

・Saint Aubiyn Les Argilliers'76 Lamy Pillot

 

・Santenay La Comme'00 Chateau de la Maltroya

甲州グリ・ド・グリ'07 Chateau Mercian

・Chassagne Montrachet Clos Saint Jean'98 Chateau de la Maltroya

金曜日の深夜にお越しの歯科医のムッシュは、半年ぶりでしたか。お立場上致し方ないのも重々理解いたします。とは言え、何とか足を向けていただけたことに心より感謝いたします。

ヴィンテージ'76でしたが 他の話題に終始してしまい ああこの味!とのお言葉のみでスルーしてしまったことにも後悔も。深夜の柔らかい果実の味わいがブルゴーニュの熟成の持ち味で。改めて他とは異なる特別を求めて是非とも。

 

土曜日の晩は、これも失礼いたしました。ほぼ、全裸に近い状態でのお出迎えに申し訳ないです。

白ワインの熟成の姿を!との御所望で、ご予算をいただいた上での選択肢を。熟成にも段階が様々ですが、このマルトロアのヴィンテージ'00のシャルドネは 何にしても丁度良い段階にあった 琥珀色の液体は 早い時間帯からこちらのムッシュとも世代も同じで話題も多々で。ほんの少しを残してお持ち帰りになられましたが、お次のリクエストをいただき もう一種の白ワインを。

生産地を変える条件が やや 手強くなりましたが ヴィンテージは若いものの この日本のワインも面白味のあるもので。甲州ですが、このメルシャンさんのグリは オレンジのそれで さらさらとは言わせない豊潤な味わいと こくが。ある意味希少なボトルでしたが ままこんな戦力も時として。

〆は赤ワインも。こちらもブルゴーニュのご指定でしたので生産者を合わせて。まま、ぼちぼち皆さんも いい感じでの酔いも合わせて ピノ ノワールの こなれた熟成香が華やかで。大分、前回よりも落ち着きを感じられ しなやかな酸に支えられる果実味が とても愛らしく。

またまたのお越しを心より。

Sommelier R.Imamura