Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'96'89'68

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本日も 少しゆっくりと トレーニングを。

そして、同時進行で やり取りをしていたのは葉巻の仕入れを。ここにも更に大きな影響が出始めているようです。ロシアの侵攻以降に合わせて ハリケーンの影響がハバナのエリアに出ており 大元にもなる葉巻のエージェントにもキューバ産は僅かしかないようで・・・・・。何時もならメールでのやり取りですが、最終は電話でのアプローチでの解決でしたが この煙を避ける時代ながらもワイン同様に中々世知辛い状態に陥っております。辛うじての仕入れになりますが 実際には僕自身の喫煙が大半なので そろそろ我慢を更に強いるべきかもしれません・・・・・・。

で 昨夜のやはり目の保養がワインの量を増やします!

・Pinot Noir Reserve’96 Morgan

・Mise de Baronnie’89 Baron Philippe Rothschild

・Barbaresco’68 La Spinona

お電話をありがとうございます。今回も京都にお越しになられておられ、お仕事をこなされての流れで。前回も 他の顧客と同調され長い晩になりましたが、今回は祇園町のお姉さんのお越しの合流で 楽しき目の保養の晩になりました。最終は、無事ホテルに戻られたかは心配ながらも まま大人な方々ですので。

何時もはカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンだろうなあ?偶にはピノ・ノワールの明らかに愛らしい果実感を感じてもいただきたくモーガンを。こちらもヴィンテージ’96ですので、丁度良く熟れて味わいは甘酸っぱいスタイルにブルゴーニュとは異なるものの もうひとつの認知されるべくスタイルかと。

ヴィンテージ’89か、悩んだ流れではありましたが 丁度このバロン・フィリップ・ロートシルトメドックがあったのは こう言う衝動買いの仕入れがものを言います。’89と言うだけで ややコストに不安を感じてしまうものですが 良いヴィンテージはこのクラスでも ほっこりとさせてくれます。まあ、勿論上を見ればきりが無いのですが 逆に中々飲み込む機会の無い このクラスの優良な生産者のボルドーも偶にはよろしいのでは?

〆は、紫煙も上げたい衝動に駆られながらのイタリアを。可能であれば’70を!でしたが、もう探す気力が無くて目の前の’71から’68に変更をして。まま、個人的にこの スピノナのバルバレスコテイスティングしたかったのも衝動でしたが、確か コッカー・スパニエルだったんじゃないかな?愛犬がエチケットに描かれた印象的なバルバレスコ、ヴィンテージ’68は やや難しい作柄ですが 滑らかに熟れたネッビオーロはこれまた深夜に包み込んでくれる味わいで 珍しく3本の赤ワインの晩になりました。

お疲れ様です。

Sommelier R.Imamura