Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

シャンパーニュ'76'59

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本日は、ランニングを。まだまだ暑いなあ🥵

鴨川沿いの雑草は綺麗にまたまた刈られています。夏の間に2度は、経費が掛かるので 造園業の方々の収入は僕には解らない多岐な収入源が有られるようで。

で 昨夜は やはりのブレーキで

・Pol Roger & Co’59 Epernay

・Ayala & Co’76 Chateau d’Ay

月末には何とか?とも想定はしておりましたが、やはり集中してしまうので ややお相手がしっかりとはいかなかった顧客がおられたのは事実です。申し訳ない気持ちですが、その都度その都度 色々と考慮したうえでの動きになりますが まあお断りするまでは無いので良いのか悪いのか・・・・・。

京都遠征の〆のシャンパーニュの2本は、はあ 溜息のヴィンテージです。久々の’50年代ですが、今年もハーフボトルの’50年代のもので 素晴らしい記憶がしっかりあり この偉大なヴィンテージの’59の ポール・ロジェ。随分出番はゆっくりの手持ちでしたが おっしゃられるようにチャーチルが流し込んだかは定かでは?ちなみに彼は1965年に死去されているので残念ながらヴィンテージ・シャンパーニュのリリースの時期を考えると・・・・・。

とは言え、そんなストーリーをも想像してしまう希少なキュヴェは小さくシャルドネのみで仕込んだ濃密な1本。勿論、儚さを加味した味わいですが そうですねコロナ禍にも個人的にご連絡やお届けのシャンパーニュなどで 懇意にしていただいた彼への感謝の気持ちが溢れます。それと共に またシャンパーニュのリストが不安になり。

最終は、アヤラを。’76の安定感は現在も変わらず、凄まじい流れの中でも 少し落ち着くゴージャスな味わいです。ここはね、訪問出来た ポジティブなイメージも有るのですがお隣の本命のボランジェへの思いが叶わなかったのが残念でした。

蛇足ですが、もうひとつのこの頃の思い出で シュヴァリエの称号について。この当時 僕はソムリエ6人ほどとボランジェを国内で2番目に抜栓させていただいておりました。まあ、グラス・シャンパーニュでずっと使い続けていたので しかも毎晩お疲れ様変わりでビールの様にみんなで飲んでいたのもアドバンテージでしたが。今ではシュヴァリエの称号も国内で授与式を幅広いエリアで行ってくれるそうですが、1度ボランジェから誘いをいただけて。ただ、条件としてシャンパーニュまでおいでとの・・・・。

まだ若かったなあ。僕の先輩にあたる方も得られておらず また前年にシャンパーニュを訪れていたこともあり そんな余裕はありませんでした。まま今思えば?ですが、ご縁と言うものは タイミングもありますので僕の場合は、お店の経営面だけでも必死に変わらずに 必死のパッチの人生は未だに変わらないなあ・・・・・・。

おひとりで8本。今年の素敵な思い出をありがとうございます。今度は4年は長すぎると思いますが、またまたです。

さて、月末です 今月のお顔が拝見出来ていない方がおられます。また久しくの方もおられますので そろそろ 涼しい時間帯もございましょう!よろしくお願いいたします。

Sommelier R.Imamura