Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ピエモンテとトスカーナだけでは無いのです!   

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本日は、ランニングを。中々の慌ただしさの中でも 家事もこなしてから 僅かな時間で トライアンフのエンジンも蹴り上げて。まだまだ暑いのは変わりませんが、若干ね 若干風を感じる感覚が。来週はまたまたの猛暑のようですが、ですが このままだと数年後はもっともっと厳しくなるのかな?10年後には溶けてるな・・・・・・。

で 続きませんな

待ち人来たらず・・・・ですが、お電話は。おそらくはご利用はなかった方でしょうが、ヴィンテージ’71のワインの持ち出しは可能か?そんな内容でしたので 勿論あるし 構わない旨をお伝えしましたが おそらくはご予算が。とは言え、正直沢山の手持ちが有るヴィンテージじゃないのです。

例えばですが、有るにはあると応えると シャトー・ジレットのクレーム・ド・テート ソーテルヌの貴腐ワインですが、単純にこれが税込みになると¥70,000-にはなってしまいます。甘口と言うのは 問題だったかも?ですが、これが最も数字の低い銘柄だったため。その時点で検討します!との流れでしたので。

50年以上の熟成を経たもので 基本的にはリコルクも為されていないオリジナルのボトルで余程のトラブルなどが無い限り既に状態も安定しており常に どうぞ!の待機の状態を作るだけでも大変なコストと作業にもなります。ですので、右から左に流されるだけで ネットでもっとリーズナブルなものが有るじゃないか!の方には申し訳ないですが。まま、とは言えワインラヴァーの方々は だからこそご自宅に大量に保管される方もおられるのも事実でしょうが となると実際には その大量のコレクションを抜栓されるご機会と 手間をどう考えるか?まま。

ちなみにですが他の’71の手持ちを。イタリアのバルバレスコの2つの生産者が、ガヤ と ボルゴーニョ。実はこのボルゴーニョでしたら もう少しお安くお渡し出来たかも?ですが、それでも安価なワインでは無いのですが・・・・・。

ブルゴーニュの白は、ルイ・ラトゥールのコルトン・シャルルマーニュ

シャンパーニュでは、アネモネのデザインボトルのペリエ・ジョエのベル・エポック

ボルドーでは、格付け筆頭のシャトー ラフィット・ロートシルト

とまあ このあたりになりますと もう数十眞円になりますので 限られた方へのお勧めになるのは僕にも解っています。本音では、ボルドーの格付け下位のシャトーのものが有れば お勧め出来ていたのかも?ですが タイミングもありますので・・・・・。

とは言え、出来ましたら この手の特別なワインはある程度の経験が有るソムリエのもとで ご安心されながらのお楽しみが よろしいような気もいたしますが。まあ、僕のカウンターだと 幾らかは飲み込まれてしまう点は懸念点かもしれません。

画像は、そんな暇を費やして 久々にリストの更新をしておりました。その中の イタリアのページですが 今前に白ワインとピエモンテで この見開きのページが埋まります。同様にトスカーナだけで こちらも埋まります。そして、他の州ですが 半ページですが 21種の これまた希少な逸品の網羅に 冒険のお気持ちにも如何でしょうか?

通常生活に戻られて 遠方からも心よりお待ち申し上げております。

Sommelier R.Imamura