Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'04'96

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本日は、筋トレを。何時も通りの朝帰りで、シャワー後のリラックス・タイム中に強烈な雷と豪雨に 今日は一日雨かな?で 少し長めに寝てしまいました。

起床後に甲子園は、既に2試合目に はあ関西勢の大本命が・・・・・。まあ、仙台育英さんなので どちらが勝っても不思議ではないですが、関西勢は辛うじての岡山だけかな?日大キラーやな。ていうか 麟太郎くん がちむちやな!

で 昨夜の大陸から いらっしゃいませ!

・Moulin a Vent’04 Marcel Lapiere et Christophe Pacalet

・Beau Paysage Tsugane Pinot Noir’17

・Marsannay’96 Joseph Roty

今日も朝から新幹線は大変だな。甲子園の応援団が間に合わないって 可哀そう。

もし、東京に赴く際に こんな事態になったらどうするかな?まあ、お盆には行きませんが。

台風の直撃の晩にもお電話をいただいておりました、流石にお初のご利用でしたので 申し訳なかったのですが 連夜のご連絡に心より感謝いたします。

とても上手な日本語に助かりましたが、お連れの方々の中国語は全く・・・・・。僅かな クロ・ヴジョの表現だけは聞き取れましたが 後は拙い英語で。

マルセル・ラピエールのムーラン・ナ・ヴァン’04、正に 彼らのところに嫁いだのは最適だったのでは?僕のリストでは、やや若めのヴィンテージですが ブルゴーニュの最後に ちょこんと載せていた パカレも携わっていた時代のもの。

これでも 若干若さを?ですが、徐々に開いていく ガメイの上質な味わいは、ピノ・ノワールと言われても?もう、何年前だろう?仕入れたのは、下世話ですが めいっぱいの価格までお値上げさせていただいてオン・リストしておりました ですが、ワインラヴァーも選択される このシャロネーズの逸品は価値ある体験だったのでは?

ボー・ペイサージュ、お恥ずかしながら 初体験でした。わざわざ この手のものを日本に着て探されているのも まま 解らないではないのですが 僕のところでは ここまで手を出せる情熱は・・・・・。裏ラベルの台詞が憎いなあ、”グラス1杯のワインで地球が変わります。そう、食べ物や飲み物で地球は変わるのです。そんなの夢みたいとあなたは思うかもしれません。でもいつかあなたも私たちと一緒に歩きだしてくれるのを願っています。”そうですね、このような体験を私たちソムリエが為していかなければならないのですが 実際にはどうかな?僅か1300本も仕込めていないようで そう言った意味でも希少なのは解ります。前夜に開けられたようで 僅かな残りをテイスティングさせていただきましたが、そう 還元香が非常に強く スワリングで ふっと消えていくのですが当然ながらの酸の硬さはあるものの 世評を裏切らない国産のピノ・ノワールの中では とても上質なのは見て取れます。ただ、出来れば もう10年ほどは・・・・・なのですが。

〆は マルサネを。出るときは そんなものですが先日のネゴスのカミュゼに続き ジョセフ・ロティを。正直、流れとしては どうかなあ?でしたが まあ ドメーヌに思い入れが有られるのは 想定の範囲内で。嘗て彼の色々なジュヴレのプルミエからグラン・クリュまでテイスティングする機会が有られたようで そうだろうなあと。

ややタイトなスタイルのアペラシオンなのは、ご理解いただくしか。’96の出来は良いもののクラシックな造りの最後の辺りでもあるかな?色々な意味で酸を楽しむ 彼らのワインのある意味での入門編の畑かと。ちなみにACの’92も手持ちが有り ご予算は同じで選択肢をお持ちしましたが 個人的には どうでしょうかね?

最終的には、お連れの方がワインのインポートをされている!とのことで 先に言ってよ!でしたが、若いヴィンテージのものが多いリストでしたが もし知っていれば 彼が輸入する ラミー・ピヨのシャサーニュの’77があったので これをお勧めも出来たのになあ?また、実感はまったくなのですが 意外に中国のワインラヴァーでは あなたの ぶどうの蔵は 有名?らしいです。お世辞もあったかも?ですが 悪い気はしませんでしたのですが 言語の壁は高いなあ・・・・・・・。

Sommelier R.Imamura