Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'06'91

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本日は、筋トレを。その際のお供はパスワード地獄から復帰したNHKプラスで 大谷君を。打たれてたな、明らかにチームのポテンシャルは劣っていた。まあ、移籍は致し方ない気もしますが・・・・・・。

で 昨夜の これまた’91を

甲州にごり’06 シャトー酒折ワイナリー

・Chateau Carbonneiux Blanc’91 Graves

・Ernest Remy Brut

祇園祭の最高潮に達すべくの週末に当たりますが、僕のカウンターは まま例年通りなのですが 10日の貸し切り営業が最高潮だと。

しかもなあ、ひっそりと楽しみにしていた コロナ禍以前ぶりにお越しいただける予定だった方のキャンセルのメールに かなりへこんでしまいましたが ままこれも致し方ない。体調を崩されたようで 遠方からのお越しは難しいでしょうから これもまたご縁の部分かもしれません。

まあなあ、京都は凄まじい暑さですが 東北のような災害にも見舞われずなので これはこれで感謝して 営業を続けなければならないかと。

既に今年は東大路の南北は通れますが、四条通は おそらく歩行者専用になっていそうです。また、烏丸界隈は もうぴちぴちの様子なので 喧騒を離れて八坂までお越しいただければ幸いなのですが・・・・・。

ご予定通りのお越しの社長は、今宵は さし飲みで。こちらもまた 心許す 会話が尽きない間柄になっており 心の潤いの時間になります。

酒折さんの にごり酒のワインなのですが、これ正直 ここまで残していてはいけないタイプのワインで エチケットにも この時期にしか飲むことのできないワイン とのことですが ’06なので 約20年近く見過ごされていたものにもなりますが ご提供にはお人を選びます。とは言え、十分に その熟成感すら感じさせ淡い葡萄品種の甲州ながらも やや甘口の 今までの概念も少し変化する面白みの1本かと。

3夜の’91は、ままある程度は想定されていましたが やはりこちらにも。カルボニュー・ブランは 以前も’01’85と確かこちらにも。なので、こちらも白ラヴァーですので 6本の手持ちの内の1本は当然のように。前後の流れでテイスティングも 厳正さに欠けているのかもしれませんが 既に3本は抜栓しておりましたので 熟成感は同様ながらも 若干のボディに欠ける印象ですが、まま寧ろ ソーヴィニヨン・ブランのシリアスな酸の部分も愛らしさに。

〆は果たして必要だったかは解らないくらいでしたが、まま折角なので ノン・ヴィンテージ オールド・シャンパーニュも。正直、まだまだ熟成感は穏やかで 期待ほどでは無いであろう?と思いながらも ごり押しで6本だけいただきましたが 十二分に活躍してくれた印象の アーネスト・レミィ。こう思うと12本いただいておくべきだった・・・・・。後悔は先には・・・・ですが、まあ とは言え価格は正直なところはあるので 最近は幾つかのこの手のNVにも手をだしておりますが 決してリーズナブルとは言い難く ですが昨今のシャンパーニュの価格の高騰を鑑みると この仕入れ原価はもう当たり前なのかもです。深夜の紫煙もあげさせていただき ゆっくりと おっさん同士の大人の時間を堪能いたしました。またまたです。

Sommelier R.Imamura