Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'03'95

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無事、京都に戻り 店舗も再開しております。

中々、疲れてしまう道中になりましたが 自宅へはまっすぐでしたが 墓参りと久々の家族との団らんと 2日目は しまなみ海道を 快晴で気持ち良いドライブでしたが次男にももう体力的には負けてしまう自転車の島1周でした。

帰宅は四国を横切り淡路島を突き抜けての。当初の予定の2泊を もう帰ろうか?と尋ねると めずらしくどうしても帰りたくないとの次男でした。お陰で、これも目的だった 男同士の貴重な時間が作れ 彼の思いが吐露され 情けないながらも気付いてなかったなあ・・・・・と反省も。

甥っ子も相変わらず優しい男に成長しており とても安心でしたが 後はお嫁さんですか。問題は、やはり 我が家の長男かと・・・・・。

で 連休前の これまた華の無い ながらも素晴らしいワインとシャンパーニュ

・Chateau Sociando Mallet Cuvee Jean Gauteau’03 Haut Medoc

・Vicomte de Castellane Brut’95

先日のお越しは、どうやら少し酔われていたそうで。まま、想定はしておりましたので そのままにしておきましたが 律儀にお越しいただけましたが 直前までおられた お姉さんは帰宅されたそうなので、随分 祇園町をお休みされておられるので やや心配かな。

軽く1本のおつもりだったとも理解はしておりますが、やはり2本の楽しき晩に。

格付けシャトーもひれ伏す品質を誇る シャトー・ソシアンド マレですが、プライヴェート・キュヴェですか ジャン・ゴートーの名が刻まれるボトルで、この手の新しい銘柄は全てをテイスティング出来る機会が有る訳ではないので 貴重な時間でも。

ヴィンテージ’03は期待感がしっかりですが、オーメドックのしなやかさが持ち味の彼らの特別キュヴェは 張り切られているのか硬さが。まま、ソシアンド・マレをこの方と飲み込む場合は 十分に熟成したものが大半なので そのギャップも致し方ないかな?とは言え、将来性と言ってしまえば?ですが、サンジュリアンと言われても驚かない上質です。

勢いのシャンパーニュでしたが、ヴィンテージ’95のカステラーヌ。先日はこの造り手の上級キュヴェもありましたが、ミレジムは やや淡い色調ながらも 程よく熟れて 濃密すぎない洗練された味わいのヴィンテージ・シャンパーニュで。

長いお付き合いに この方ともなりましたが その度その度にお話しは尽きないもので。

Sommelier R.Imamura