Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'90×3

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本日は、少し予感のような前兆が有りましたので 愛犬との少し長めのお散歩だけで 自宅のお風呂と。後 半月になりましたので なんとか このまま突っ切りたいのですが 何処かで休養が必要かな?まま、何にしても 年末の大切なお時間ですが 何卒よろしければ 僕のカウンターでのお時間を捻出していただけましたら幸いです。

で 昨夜のヴィンテージ'90×3は

・Savigny Les Beaune'90 Charles Noellat

・Bourgogne'90 Charles Noellat

・Chateau Sociando Mallet'90 Haut Medoc

兎に角、お越しのお時間までに 必死のパッチで 生牡蠣に 蛸とホタテのカルパッチョ、シャンピニヨンのスープ、雲丹のペンネ、茸のキッシュ、和牛のステーキ までを段取って。

予想通り おひとりは一足早くの起こしで 後はばらばらに。とは言え 時間差は少なかった為 落ち着いたスタートで シャンパーニュの クリスチャン セネズのヴィンテージ'00から。

6名なので あっという間なのですが おひとりのお嬢さんは 飲み過ぎでドクターストップとのことでしたので 実質は5名か、微妙にマグナムではないな?の流れで 全てレギュラーボトルにて。

折角なのでのプランも有りましたので シャルル ノエラの サヴィニー ブランの'90から。

熟れきったとは行かないものの お料理との流れと相性としては このくらいの 幾分の軽やかさも残しつつ。

ペンネが終わる前に ブルゴーニュ ルージュの'90へと。どちらも シャルル ノエラで合わせての落ち着いた段階のボトルなので まま 若いお嬢さん方にも 近づき易い ひね感のないもので。

〆は ボルドーも。この ソシアンド マレの ヴィンテージ'90は そうね、あの漫画にも登場しておりましたが やはりこれは流石のバランスです。明らかにコルクの浸透具合もオリジナルの熟成を ぷんぷんと漂わし これは一段と通好みの逸品で 正に 柔らかくも 複雑で多彩な味わいと 余韻のほろ苦さと繊細なヴォリュームは 格付けシャトーをも脅かす存在かと。世評通りの逸品かと。

やや、ご予算オーバーだったかもしれませんが これに懲りずに年内に もう一度のお越しを心より!

Sommelier R.Imamura