Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'84'73

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本日は、愛犬とのお散歩を。多少の酔いが残っておりましたので、無理しない程度と思いながらも今日の鴨川ルートは日差しが強く 全身毛皮を羽織った愛犬の はなちゃんは途中でしゃがみ込み。そうだよな、ごめんね と抱えて暫しは歩きましたが折り返しの段階で日差しが落ち着き風が気持ちよくなると 舌を出しながらも歩いておりました。

その後は、テレビは相変わらずオンラインカジノの彼の話題をひっぱるなあ。

で 昨夜は弟?か

・Bourgogne Hautes Cotes de Beaune’84 Moillard

・Barbera’73 Borgogno

お電話がなったのはイタリアンのオーバーシェフから。以前、運動中にばったりと道端で でしたが そんな彼も律儀です。

どうやら、部下のシェフの卒業の会食の後だったようで 常に変化が起こる彼の立ち位置も本当に大変だな。まま、残っているソムリエのこのことも軽い小言もありましたが とは言え腕にはパネライが輝いておりましたので問題はなさそうです。

とは言え、凄いなあ 過去には先の彼よりも年下の後輩も同じ時計を巻いておりましたので順調に追い抜かれているなあ・・・・・。だけどなあ、失くしたら大変だろうけど。流石に頂戴!って言ってもくれませんでした。

また、もう20年くらい前のことではありますが 同じリストランテで働いていた彼とともに お互いに個人事業主として店舗を10年以上継続していることに 何とも懐かしく感慨も。そして、ふと会話の中に お兄ちゃんみたいなもの との言葉があり 中々お人付き合いの少ない僕としては 嬉しき言葉に今夜は ご馳走してしまった。しょうがないなあ、次回いただこう!

ヴィンテージ’84のモワイヤールのオート・コート・ボーヌ、一時は探していたヴィンテージでしたが このボトルが3本セラーに鎮座しておりましたのでテイスティングも兼ねて。やや敬遠していたネゴシアンでしたが、流石にトライを促す展開でもありましたので 予想以上に美しい熟成を経ており 難しいヴィンテージながらも夜半の心許す関係では楽しく寄り添うピノ・ノワールかと。

イタリアンは飲まないか?そんなことを言いながらも多々経験もしている彼もこのあたりのヴィンテージは中々機会はないものです。このボルゴーニョのバルベーラ、曰くのヴィンテージですが 今回も淡い乳白色の質感も感じながらも単体で飲み込むと先のブルゴーニュとの流れでとても楽しい 幾分ひねた味わいながらも果実の甘みがしっかりと残る 楽しい2本で。

お互いまだまだ 頑張りましょう!

Sommelier R.Imamura