Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’00’95’93’92

本日のお昼間は、愛犬のお散歩に。何時もでしたら その後はトライアンフのエンジンを蹴り上げるのですが やや昨夜のワインが残っており ゆっくりと。
どうも 腰の痛みが感じられ これが ぎっくり腰の予兆かな?でも有るので 少し 無理は避けようかと・・・・・。
で 昨夜の イタリアンの皆さんは
・Colli del Trasimeno Rosso’93 Lamborghini 1,500ml
・Bourgogne’92 Gros Frere et Soeurs
・Cote du Rhone’95 E.Guigal
・Henriot Brut’00 1,500ml

週頭の 緩慢な時間を過ごしておりましたが 中盤から 男性陣が。久々のイタリアンの皆さんですが どうやら 遅めの新年会を お近くの他のイタリアンさんでお食事を済まされた後で。
どうやら、新たなチャレンジで カレー屋さんを プロデュース?されるそうで その話題が 多く語られましたが 何時もながら 感心させられます。
イタリア・ワインを欲しておられるかは 定かではないですが この珍しいヴィンテージ’93のマグナムのランボルギーニでしたら 興味深いかと。
実際には この造り手のワインは 幾つかは機会は有るものの ’90年代後半のものが中心で 熟成の過程が如何なものかも ソムリエ的にも気になるものかと。当然ながら シェフ3人にソムリエ1人の 彼らにも経験値としても。
熟れて ややポート的な味わいに変化した サンジョベーゼの味わいは らしさがあり 有る意味では希少なコレクションでも。
ヴィンテージ’92の若いシェフは 初対面でしたので こんな機会に。グロ・フレールの AC’92は まだ 若いかな?でも有ったのですが 期待を大きく裏切る非常に愛らしい果実の味わいが 膨らんでおり 甘い果実のスタイルは 非常に上質な このクラスの意義をまた改めて。
ローヌのリクエストが有るのは解っていたのですが ラヤスは今夜はお預けで。その中でこのAC’95の ギガルは やはり ソムリエ泣かせの 非常に難しいブラインドかと。ブルゴーニュを想像させる 味わいは 余韻の香りがその答えを探るものですが これが グラス・アイテムであるのも また ショックかな。
〆は、やはりのシャンパーニュで。この段階では 紫煙も上がり 若者は 限界で お手洗いに・・・でしたが 懐かしい光景でもあったかな?
アンリオの この辺りのヴィンテージは 非常に酒質を上げており 甘みと コクのバランスが 上質です。まま、マグナムだと言うことも その味わいを約束しておりますが。
おそらくは 今日は お昼の営業はお疲れでしたでしょうが これに懲りずに!
Sommelier R.Imamura