Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

冴えていない

本日も 何時も通りのノルマを果たしてからは 午後はゆっくりと。気持ち良い汗をかけるので温泉に通っておりますが 今日はワイン漫画を少し進める為に。37巻まで読破しましたが、若干ネタ切れか?僕がスペインの知識量が乏しいことにも問題かな。まあ、何れにしても基本は熟成した銘柄にしか興味を持ってこなかった為に バランスが色々と。

とは言え昨夜は失態も。

やはり、冴えていないと言うか 研ぎ澄まされていない・・・・・。

ここのところ間の空いたワインのご依頼のデベロッパーさんから。今回はヴィンテージ'67との。

あったかな〜、勿論有るのですが それでも手持ちは限られており ボルドーのハートのエチケットが。とは言え価格面で ここは安売りはしたくないボトルです。一応のご確認でしたが、今回は費用対効果 と言う表現で躊躇され ご決済を社長さんに求められ 暫しのお時間が。まあ、基本的にはこれ迄何度もご依頼をいただいてその都度 ヴィンテージに於いては全てのご要望に応えてこれましたが 今回は価格面も含めて 最終的にはご利用至りませんでした。残念でしたが、致し方ない。

正直、今日の今日 今このタイミングで オールドヴィンテージをお渡し出来る方が関西圏でもどのくらい存在するか?と考えますと 価格面もご考慮いただくしか無く。

ただ、失敗は 当然ながら赤ワインと言う先入観で 手持ちを忘れておりました。実はブルゴーニュの白ワインでのヴィンテージ'67の手持ちが2種も有ったことが。はあ、普段で有れば 1,000種を超えるワインリストの中身も ほぼ基本的には把握しながらのお勧めをこなしておりましたが 衰えも有りますが やはり現場感を失っております。なんとも情けない。まあ、白ワインではNOだったかもしれませんが 価格的にはおそらくクリア出来ていたかと。とは言え、この白ワインの2種は リコルク物の ややノスタルジーに欠けるボトルで オリジナルのボルドーのハートとは その価格差以上のステージの違いを感じられるものとは思いますが。

f:id:Budounokura:20210703174342j:image

画像は イタリアのもうひとつの特別な銘醸ワインのアマローネ。ヴィンテージ'96の アレグリーニは そろそろやっと 美しいとろとろの甘みかと。

Sommelier R.Imamura