Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Dom Perignion'93

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本日のお昼間も愛犬と伏見稲荷へ。

そして、明日は臨時の休業になります。東の都に所用にてですが、よろしくお願い申し上げます。

金曜日には変わらず、通常の営業の予定ですので 連休のご予定を祇園街の片隅も含めていただければ幸いです。

で 昨夜の 素晴らしいシャンパーニュの代名詞は

・Chateau Calon Segur'85 St Estephe

・Latricieres Chambertin'84 Camus Pere & Fils

・Moet et Chandon Dom Perignon'93

こちらの方からも久々のお電話が。以前も同じスタイルでの、お持ち帰りでしたが 僕のカウンターの場合はテイクアウトでは無くヴィンテージワインの。ヴィンテージ'85の手持ちを聞かれ、ふと目に付いたのはハートのエチケット。先日のヴィンテージ'95'78に続いて またもやの偉大な作柄でしたが 困った時には重宝するシャトーだけに またまた手持ちを探しておきたい。

また、お会計後ながらも思い出されたのかヴィンテージ'84も有るか?とのことでしたので、そう 此処は難しい作柄なのをお伝えした上での 今月のお勧めのブルゴーニュの1本も。価格は下がるものの カミュのラトリシエールはグラン クリュの逸品で。ある意味では こここそが 僕のワインセラーの真骨頂かもしれない。難しい作柄なのでと 引き下がるのが並のワイン屋さんでしょうから。

気を良くしておりましたら、またまたのお電話に 先日の跳ね馬会の方から。はぁ、あの機会にもお名刺をお渡ししていて正解でした。今宵、この方もか?のフォーシーズンさんにお泊まりにとても美しい方と。そちらのバーでもよろしかったでしょうに 此処にもオールドヴィンテージを望まれる方は。

とは言え手持ちの中では 中間的なオールドさと言いますか27年か?まま 此処にも思惑は有られたのかな?でしたので それ以上は、でしたが これが素晴らしい熟成を。

嘗てはこのヴィンテージのプレステージは硬さを苦虫のように耐えた時代も記憶に。ですが、泡はまだまだ 柔らかくも元気でしたが 酸が非常に滑らかに クリーミーで 此処からが このシャンパーニュの代名詞の真骨頂のように。はぁ、やはり一番 この泡を微かに含んだ液体が最も好きだ。

Sommelier R.Imamura