連日の出勤後のトラブルに 何れにしても汗だくに。
本日は、電力のブレーカーが落ちており。まあ、動力に比べるとダメージは少ないのですが 必死にあれこれ。やっとのことで連絡の付いた工務店の担当者さんのお陰で やり取りしながら 何とか復旧を。昨年も漏電が有りましたが 今回はどうも?お手洗いが。なので 申し訳ございません 本日はお手洗いの照明と換気扇が動きません。照明は、簡易のものが有りますので対応ですが 換気扇はご理解ください!
で 昨夜の 今年もありがとうございます!の晩は
・H.Blin & Co'98
・Fiano di Avelino Campanaro'99 Feudi di San Grigorio
・Cervaro'90 Castello della Saia Antinori
・Chevalier Montrachet'86 Jacques Prieur
・Gevrey Chambertin Vieilles Vignes'83 Michel Magnien
祇園祭の神輿洗いの行事は、縮小されてしまい 残念でしたが素晴らしい晩になりました。
例年通りの貸し切りにてのご利用に今年は男性おひとりに後は全て綺麗どころで。慌ただしくも 満載の晩で。岡山からのムッシュのご宿泊も兼ねてテナントの隣の宿泊施設をお借りしておりました。が、手違いで5階では無く3階の手続きをしていたようで 必死にメールでやり取りしながらお部屋の変更を。何しろお隣の5階で無ければ意味がない。その結果どうでしたかね?まま、数時間の睡眠だけでしたでしょうが お風呂入られたかな?僕も入りたかったですが・・・・・。
そんなこんなの ばたばたでしたが 何とかお料理の段取りもこなして ギリギリのタイミングかな?
コロナビールからのスタートに。シャンパーニュは ブリュンのヴィンテージ'98 で。これは昨夜のプレステージよりも 飲み頃に達しているのです。ふくよかなコクが楽しめます。
これからが白の連続なのですが お買い得な南イタリアのフィアーノは 間違いの無い今が飲み頃の美味しさです。
ヴィンテージ'90をお飲みいただきたい!そんな課題も有りましたので、この機会にイタリアの白の最高峰のひとつを。イタリアン シャルルマーニの異名も流石の'90は 非常に濃厚に。ただ、マダムの甘味が強すぎる!のコメントも解る気が致します。
ここで、中休みで他店さんに。東山の小学校跡地のホテルさんのバーに。相変わらず やり手の京都を代表されるバーマンさんですが このプロデュースされる新店舗にもお伺いしたかったきもちもありましたので、誘われるままに。カクテルとアルマニャックとカルバドスをいただきましたが 此処では懐かしい知り合いが雇われており 再会も。また、彼ともご一緒したい気持ちです。
戻ってからは またまた白を。先日に祇園街の高級クラブさんを退社されたお姉さんは ソムリエールの資格も持たれる才女ですが 確かモンラッシェを飲まれたことは無かったかと。ですので、これもこの機に。シュバリエ、贅沢な禿山ですが ヴィンテージ'86の 跪いて飲むべく高貴な液体は やや ひねながらも ブルゴーニュの最高峰のひとつ。造り手は やや力は落としていたものの 今宵の白の〆としては 久々のシャルドネの王様でした。ちなみに この1本で 実は今回のご予算を遥かにオーバーしており。まま、色々なことをご指示いただいたムッシュでもありましたので 可能な範囲での 恩返しと言えば 言い過ぎかな?
そして最後のあかの〆として ジュヴレ シャンベルタンの熟成を。ヴィンテージ'83の古木から仕込まれるピノ ノワールは淡く愛らしい酸味に Tボーンステーキ との相性ははて?では有りますが 白ばかりの流れの 最終にはこの柔らかい古酒が よろしいかと。
大量のグラスとお皿の洗い物に 疲れ切りましたが 年に一度のこのお楽しみの機会は 来年も また是非ともよろしくお願い申し上げます。
Sommelier R.Imamura