Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'91'89

本日のお昼間は 雨模様で 愛犬のお散歩とはいかず。ジムも この2日は休館日で。

思いがけず 実家の父との電話で 近況をの数十分後でしたが まま 何時迄も関係は変わらないもので。

兎に角 父が元気であることに 感謝です。

令和 初日の京都は 相変わらずの観光の方々ですが 祇園 稲荷と 一時的な人混みながらも ツアーの列がないと それ程でもなく。京都の大切なご常連さんを失わないことを心より。規制は 必要だと思います。

で 昨夜の 平成最後の晩は

・Savennieres Clos de Saint Yves'91 Baumard

・Gevrey Chambertin Les Cazetiers'89 Philippe Leclerc

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完全では無いでしょうが 祇園街の ナイトビジネスは ほぼ 止まっております。ですので、ある意味では 良かったのかな?何時もは 深夜帯の おふたりでの ご利用のムッシュも この時ばかりはの おひとりにて。こんな時には 積もる話も沢山解決出来るもので。

お料理は 僅かな ホワイトアスパラガスと生ハムに グリーンピースのスープ、浅蜊のリゾットでしたので ワインの 本数からすると 簡単に。

先ずはボランジェを。やや 長くなるだろうの晩でしたので 最初は ノン ヴィンテージですが この辺りから いかないとね。

白ワインは 偶にはこんな シュナン ブランも。ヴィンテージ'91の 熟成感も たっぷりですが 評価の高い 造り手の ボーマールでしたが やや 凝縮感には 予想より・・・・。

まま 次に繋がる中盤の流れですが この晩も甘えてしまい こじつけの 平成元年のヴィンテージ'89を。昨夜の ご紹介の強烈な銘柄ではないものの ジュヴレ シャンベルタン      の カズティエを。

ジュヴレの村の市街地のど真ん中に 居を構える エリック クラプトンのような風貌の フィリップ ルクレール。プルミエの カズティエは 若い頃は 新樽の 力ばかりを感じさせるものですが 30年ですか やっとやっとの しなやかさを。気が付けば リストから 持っておきたい カズティエは 無くなってしまいましたが これもまた ノスタルジーで。

やや 酔いましたが 何時もながら 楽しき晩を ありがとうございます!

Sommelier R.Imamura