Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’04’96

本日のお昼間は、暑さに 茹だるような。自宅では 未だ エアコンを我慢しているようですが お犬様は 非常に 暑そうで・・・・。
ですが、店舗の方の ワイン様には そんなことは言っておられず。ウォークインセラーは 当然ですが 今日のように暑さが非常に厳しいと 店舗内のエアコンの稼働も必要な気持ちに。早めに出勤はするものの やはり 店舗のウォークインセラーでは 3か所の定点観測の温度計がありますが 入口付近の温度計の指す温度は 今日でも やや嫌な感じの数字でもあります。まま、そこまで気にしなくても?でもありますが 今年の夏は またまた暑くなりそうなので その点も気掛かりかと。
で 昨夜の 7月のスタートは 週末でもあり気持ちよく
・Moet et Chandon Ice Imperial
・Sea Smoke Ten Pinot Noir'04
・Morey Saint Denis Clos des Boussiere'96 G.Roumier

前半から 7月のリストの入れ替え作業中乍ら お越しのマダムは どうやら 以前のテナントさんの ピアノバーで グランドピアノを弾かれていたジャズピアニストさんだったようで。色々なお話をお伺い出来ましたが 中々業界的にも 色々な状況は世間様同様のようで。以前は 幾つか有られた祗園町でも グランドピアノですが もう現状は ほぼ1店舗しかないようで・・・・。難しい現実は 致し方ないかと。
そして、ご予約をいただいておりました 久々のムッシュでしたが 今宵は ご接待も兼ねての。遅れて来られた芸妓さん お二人の今どきの白塗りに 時代の変化を。
氷をグラスに満たして ロック?で 飲み込む シャンパーニュの アイス・インペリアルですが この季節には 特によろしき スタイルかと。手持ちが 最後になりましたが 白いパッケージにも 清涼感が有り 甘さが薄められ 楽しい 気分にも。
ワイン通のムッシュが吟味した 選択肢のカリフォルニアのピノ・ノワール。セレクトは マルティネリの逸品でしたが ボトルを見つめるとこの シースモークのテンの 重厚なボトルには心惹かれるのは視覚的にも致し方ない。'04と言うヴィンテージが現状では非常に希少でもありますが 実際には まだまだ 飲み頃を問うと 難しさも。まま、勿論 濃密な果実の塊は 十分にインパクトが有り 酸が穏やかな為に 一般的には十分な飲み頃なのですが。
そして、'96へと。まま、当たり前なのですが このヴィンテージが20年ですので あり得るのですが 彼女たちのヴィンテージが正に。'96か・・・・偉大なヴィンテージにも比類する 出来の良き生産念ですが 個人的には まだまだ先が。の印象ですが その中での選択肢を幾つかで。結果的には 優良な作り手の プルミエからで ジョルジュ・ルーミエを。シャンボールのエリアでは 正に右に出るものが無いほどの 人気の作り手ですが 卒のない仕上がりの ブッシエールは 先のシースモークとは 好対照な良い意味で。円みを帯び始めた 嫌味の無い酸は非常に上質で エレガント 線は細いものの 余韻の長い味わいに この造り手の 評価の高さを受け入れざる負えない ミディアム・レンジながらも。
そして 今朝はウェールズが ベルギーとの試合は屈指のカードですが 勢いが今は彼らに。90分の試合で 少し早く帰宅出来ましたが。そして、今日はドイツと イタリアですよ。これもまた見逃せない!
Sommelier R.Imamura