Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’99’76’70’66

本日のお昼間は、次男と何時もながらの土曜日の お犬様のお散歩に。だいたい、その後は 吉本新喜劇が始まるので そこからは次男からの拘束は解かれます。ですので、こっそりと 身支度をしてから 鉄猫のエンジンを蹴り上げるので。お日様の暖かさが 気持ち良く この時期の2輪は 最高の季節かと。ヴィンテージ'66のボンネビルは まま快調のようです。
で 昨夜の 久々に ちゃんとソムリエをしたような?
・Corton'76 Bonneau du Martray
・Morey Saint Denis'70 Dujac
・Charmes Chambertin'66 Camus Pere & Fils
・GAIA & REY Chardonnay'99 Gaja

開店前には 懸案の店舗の大型ウォークインセラーの夏場対策の 吸気口を取り付ける工事を。見た目は簡単な作業でしょうが 中々大変そうでした。正直 効果のほどは疑問が残りますが 1つづつ対策を練るしかないか・・・・。
久々のご同伴に お料理をばたばたでしたが 懇意にしていただけるように 新米ママさんと言ったら失礼ですが よろしくお願いしたい。まま、お疲れのようで シャンパーニュを1杯だけではありましたが。
そして 待っておりましたの このムッシュ。オールド・ブルゴーニュの世界観に捕らわれてしまった方ですが どうやら夏場は体調が優れられなかったようで?僕のカウンターにも大きな打撃がありましたが 致し方ない。その分 今宵も十分なブルゴーニュを3本も。
ボノー・ド・マルトレイの赤のコルトン。ターゲットでした、白の印象を語られていたのが 記憶にあったので この方に赤の素晴らしさもお伝えしたかったのは 本音で。コルクまで完璧な状態で 正直綺麗すぎた 極上のブルゴーニュ。ですが、今宵は一般的には 全てのボトルが 超が付くポジティブで 美味なもので。ただ、こちらのムッシュは何時もながら もう少し ひねた 枯れた味わいが必要なのも ドキドキしながら。
ですので、この村名の 難しいヴィンテージの'70であれば きっと!でしたが これまた 優雅な淑女で。コルクはするすると 落ちていきそうでしたが 辛うじて。意外にも 中身は これまた完璧で 熟れた甘味は 柔らかく 想定以上の 優等生で。正にデュジャックの 本領がここに。
〆の3本目に行く前に 先のママさんが帰られると 店内は完全に 男性陣で。そして気が付けばの ドクターで満たされており。どうやら久々の眼下の学会が行われていたそうで 懐かしいお名前も出てこられましたが 今夜は京都にはこられてないのかな?の。
お隣のハーフは ガヤの白の極上を。'99は若さも残しながらも モンラッシェは言い過ぎですが 正にシャルルマーニュで。中々手に入らないガイア・レイを ご相伴になられながらの これは ひね感もあるだろう!の'66のシャルムへと。
ですが、これまた完璧にコルクを美しく 何とも流石の偉大なヴィンテージの'66も 充実した 果実の膨らみに圧倒された。いずれにしても ご相伴にあずかられた ドクターは 非常に幸福な晩になられたのでは?
何とも素晴らしき ご来店に 抜栓に ソムリエ冥利に尽きる 素晴らしき晩で。
後半は 酔いましたが ありがとうございます!
Sommelier R.Imamura