Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’89’88

本日のお昼間は、散髪に。暖かさの中で、久々にトライアンフのエンジンを蹴り上げて。花粉の症状は、今のところ まだまだ比較的穏やかですが 目が・・・・。まま、それでも鼻の症状が 抑えられているのは色々と助かっております。大切な商売道具の部位でもありますので。
で 昨夜の おそらくは1年ぶりくらいですが
・Bollinger Rose
・Nuits Saint Georges Clos des Forets St Georges'88 Larlot
・Chateau Suduiraud'89 Sauternes

東京からのムッシュは、約1年ぶりで。以前は、滋賀営業所でご活躍されておられましたが 現在は大出世されて。
心なしか白髪も増えられ、懐かしさの世間話が尽きませんでしたが 何よりも色々とご一緒させていただいた極上の特殊なワインとシャンパーニュの思い出話は多々有りすぎて。僕の時期でも、凄まじい価格のものでもありますが そう言った意味でも現状の若いソムリエさんがたは大変だろうな?そして、そんな経験値が 僕のカウンターでの売りでもあるのですが。
週末の残り物ですが、ボランジェのロゼを。やや、甘みも強く感じさせますが これもまた上質なノン・ヴィンテージのロゼで。
本日のメインは、やはり 東京での中々ブルゴーニュのオールド・ヴィンテージをお持ちの店舗は少ないようで。ですので、やはり選択肢からは '88の熟成を。上質な造り手のラルロですが、このプルミエ・クリュも またポジティブな逸品で。ふんわりとした 柔らかい果実の塊に 酸とタンニンは 果実味に溶け込み 非常に洗練された バランスの良いピノ・ノワール。これが有るからブルゴーニュの 飲み頃は止められない!常に出会えるものではないですが 手持ちが沢山あれば有るほど確率的には!
〆は、貴腐のハーフを。
'89のシュデュイロー は、何だかんだと 紫煙を4本あげた為にも 必要な甘美さかと。こちらも綺麗に熟成して シガーのまろやかかさに 寄り添う贅沢な組み合わせで。そしてこちらも贅沢に コイーバを。葉巻のこの銘柄も 中々手に入り難い銘柄になっておりますが。
心躍る飲み仲間でもあり。
Sommelier R.Imamura