Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

これまた素晴らしき

本日のお昼間も何ともぐずる次男と振り払いながらのジム通いを。前日とは打って変わっての朝9:00起きに生活のリズムは全く一貫性がございません・・・・。
さて、昨夜も極上のブルゴーニュ
・Moet Chandon Brut Imperial’85
・Aloxe Corton Clos du Chapitre’69 Louis Latour
・Vosne Romanee’96 Michel Gros
・Chateau Berliquet’96 St Emilion
・Volnay Champans’79 Bouchard
・Nuits Saint Georges Les Corvees Pagets’99 Robert Arnoux
吉野からのご夫婦、今年は毎回旦那さんだけのご利用ばかりで年内ぎりぎりでの形で奥様を伴われ。何れにしてもマダムも今年は資格の合格がお目出度く、素晴らしき年になられたのでは?
熟成した複雑で優雅なモエのヴィンテージは手持ちもこれで僅かに。世界でも最大のシャンパン・ハウスだけに流石の安定感かと。
’68のマダムに悩ましい形ではありましたが、諸事情も考えると偉大な’69のムッシュのヴィンテージを。幾分、ひねた香りも含まれておりましたがそれ以上に妖艶でまた活き活きとした果実のヴォリューム感に心奪われて。今年もお世話になりました。
呉服関係のムッシュは、”ここは高いワインばかりだ!”とおっしゃられながらもしばしば。やや若いかな?ですが村名のミシェル・グロならば’96に期待も為されるでしょう。ピュアな果実味にこれもまたクラシックなブルゴーニュ
唯一のボルドーでしたが、男性陣4名様でしたらそれもよろしいのでは。比較的モダンな味わいにお好みを充てられるムッシュだけにサンテミリオンの上質なメルローを。’96はボルドーも先のブルゴーニュも素性の良さは間違えなく。
〆はいつものムッシュ、今宵はやや早めのお時間でお姉さんとは待ち合わせを。今宵もブッシャールを宛がうには深い意味がございましたが、ままアリバイ工作でもありますでしょうか?思わず追加仕入れをお願いした評論家受けはしないながらも上質な’79。
足りない飲みしろはハーフにて。ひょろりと顔をだされた以前の同僚ソムリエにはどうやらこの1本がお気に入りだったようで。確かに’99は将来性豊かな安定銘柄で。  R