Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’01’95’73

本日のお昼間もジムに 生花の購入に 店舗への 届とバタバタと。そして、その後は毎度ながらのワイン商からのワインのオファーですが 相変わらず思うように 必要なものは取れない 難しい仕入れにも。
月に2度ほどのオファーをいただく業者さんですが 正直限られた古酒の業者さんですので 他所さんも頑張って!の気持ちですが 弾数自体の問題もありますので仕方ないか・・・・。
その後の留守電で、追加の有無で 取れるとのことでしたが ヴィンテージ・シールが剥がれており 他のもので補てんされたオリジナルのヴィンテージ・シールではないようで。こちらは画像確認ですが難しいかな?ちなみに'55の先日欠品になったブルゴーニュの同じ造り手からで。
で 先週末のノスタルジー
・Chassagne Montrachet Morgeot Clos de la Chapelle'01 Louis Jado
・Coroton Pougets'73 Louis Jado
・De Venoge Louis XV Brut'95

ご予約をいただいておりました ムッシュから。前半は静かなもので侍ジャパンの・・・・。
ですが、今回も不思議な現象で 転送解除をしていたのですが なんでだろう?何度もいただいていたようですが しかもワン・コールも固定電話はならなかった次第で・・・・。いずれにしても失礼いたしました 今宵の顧客には ご迷惑ばかり。
今宵のゲストは 東京からのブルゴーニュ・ラヴァー ですので 結果的にも やはりと言いますかのブルゴーニュのストーリーを付けた2本から。
どちらにしてもメインは、'73のコルトンになるので 先の1本目は比較対象でもあり 勿論こちらも楽しめるものを。ですので同じくのルイ・ジャドからの モノポールのシャサーニュ・モルジョを。'01のデュック・ド・マジェンダはグラス要員でもあるアイテムですが 流石に今宵の対象にはステージの違いを。愛らしい果実味には、十分楽しめるブルゴーニュなのですが 隣に'73のグラン・クリュが並ぶと流石に。
がっしりとワインを染み込ませた 40年以上のコルクは、完璧な状態で 時の流れから抜栓され 醤油等のネガティヴな香りを微塵も感じさせない このヴィンテージにしては。先月の'73のルロワのドーヴネ・ルージュと比較しても 流石のグラン・クリュのポテンシャルをまざまざと。
熟成しきった モンドールの香りの持続性に お越しのお二人は"何の香り?"でしたが 今宵もシャンパーニュの 綺麗どころを。祇園のお姉さんは、微妙なお店でのアルバイトを始められるようですが 失礼なことばかり言ってしまい申し訳なく。ただただ、うーん?なのですが・・・・。
ルイ・キャーンズの'95は予想通り手持ちを使い切ることに。濃密なプレステージは その名に恥じない 洗練されたもので。過剰包装のような ボトルですが ちょうど頃合いも良い熟成感で また再度仕入れをしたく思われる上質な逸品で。今夜は、何時も通りのダラダラではありましたが 意外にお早いお帰りで。
Sommelier R.Imamura