Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’01’01’00’89

雨の週明けの晩ですが、何故か 蒸し暑く。店舗の窓を開けて風を通すのですが 何とも汗が・・・・・。体型の問題も有りますが 何とも季節感のない 11月の気が付けば中盤戦に。
で 先週末の 結局 呑み込んだかな?
・Enrico Serafino Metodo Tradizionale Classico Brut’01
・Corton’00 Louis Latour
・Gevrey Chambertin Les Corbeaux’01 Louis Latour
・Chateau Suduiraud’89 Sauternes

11月の前半戦の週末は完全に失速を。10月末からの負の流れの 断ち切れない様子です・・・・・。
お越しのマダムと結局 随分呑み込む晩になりましたが 非常に興味深くこれをご縁に!です。
正直、初めてのお越しの方は どのように対応すべきかは 色々と考えさせられますが 常識的な流れでのグラスにて。勿論、明らかにワインへの見識が見え隠れされる方であれば 1,000種のワインリストをお渡しするのですが。ただ、今宵のマダムはお話をしていくうちに 関係はないとも言い切れない お立場の表現も。そんな流れでの 恋のお話も有られ 涙が見られたのも やや難しい 状況もありましたが。まま、最終的には ワインを呑み込むうちに。これもまたワインが取り持つ素敵な関係であれば 良いのですが。
スプマンテですが、ヴィンテージの入る 飲み頃でもあるエンリコ・セラフィーノ、グラス・アイテムで買い込んだ この銘柄も自宅地下セラーには僅かな残数に。シャンパーニュほどの 大きさはないものの 熟成した味わいが ここにも しなやかに。
やはり、赤はブルゴーニュで。硬さのないテイストをご所望だったこともあり。この辺りから 紫煙を失礼して!の段階でもありました。
〆は、お話でも出て来ていたこともありの 貴腐を。ハーフのシュデェイローは’89と贅沢な甘美な味わいで 今宵最後の 滴る蜂蜜の味わいに 新たな恋も見つけて頂ければ幸いかな。余計なお世話かもしれませんが・・・・・。
Sommelier R.Imamura