Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

白のヴィンテージ’04’90’78

本日のお昼間は、最近少しづつ再出来ている 愛犬はなちゃんの散歩にも。
玄関で、誘う健気な姿も 犬って・・・・と言う感じですが 次男は相変わらず自転車で。そして長男は、中学校に入学して 既に陸上部に入部しており 毎日のように朝練に7:00には出かけております。何故?陸上部?だったのですが、正直 足が速い訳でもないし・・・・。今日、どうやらその理由が解ったのが”少しでも足が速くなりたい!”そんな思いが有ったようで。
僕的には、そんな感覚は 無かったので 親子でも やっぱり考えることは違うんだ。当たり前か。
で昨夜の白の晩は
・Gewrztraminer’78 Eugene Blanck
・Riesling Kabanett Trocken’90 Graf Adelmann
・Fixen Blanc’04 Lucie et Auguste Lignier

久しぶりのドイツからの生産者さんのご来店に。毎度来日される際は、お顔をだしていただけているのですが それはそれで有り難い限りです。ただただ、現状彼のワインをリストに網羅出来ていないのが 申し訳なく。ちゃんと次回ご訪問の際にはリストに含ませていただきます。
ナーエだったかな?以前は幾つか使用させていただいてもおりましたが ディールさん。やはり今回のテイスティングのアイテムもドライなものが多く感じられましたが、個人的にはドイツのものは やや薄甘口のリースリングなどが使い勝手が・・・・。
何時もながらのブラインドはアルザスになりましたが、ライチ漂う熟成した ゲヴェルツトラミネール。’78は今回のボトルは非常に状態が良く、やはり過去の甘みを残すスタイルの長熟な仕込み方がその差を。
ですが、期待とは裏腹にカビネットとは言え’90が 完全に・・・・。25年しか?とは言い切れないものの完全にピークは過ぎ去り。比較的許容範囲の広い僕でも、ゲストには提供出来ない難しい段階にこのリースリングは。ちなみに彼は、この生産者さんとも面識があられたようですが リースリングには余り向かないエリアのブリュッセルのもので。
深夜にお越しのお二人さんも かなりご無沙汰で。マダムは致し方ないですが、ムッシュのタイムラグは、やや苦言でも!
珍しいフィサンの白、リニエ家のもので 期待も十分ですが 確か彼らの白も初めてかもしれない。赤でも やや酸がたつエリアの印象でしたが この白は非常にアロマティックで 十分な甘みのヴォリューム感を。’04と正直、まだまだ僕的には使いにくい段階のヴィンテージでもありますが 確かセラーに後1本だけ。何れ 高いパフォーマンスで ご提供させていただきたく もう少し熟成を。ただただ、今夜は既に大分 酔っ払いでもありまして・・・・・。

          Sommelier R.Imamura