Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

臨時営業のヴィンテージ’88

休日はお彼岸に。嫁の実家の墓参りでしたが、春の訪れは こんなところにも。毎回生命力の強さを感じさせられる雑草なのですが、雑草の生えないようにシートをひいたりしても無駄なことは もう理解出来ました。ですが、今回は ツクシ が大量に。集めれば おひたしくらいには?でしたが、余りお墓に生えていたものは・・・・。でしたので。
ちなみに次男は1年生最後のこの二日間を 胃腸風でお休みになりそうです・・・・。
で先週末の祝日ですが、臨時営業の晩は
・Nuits St Georges’88 Jean Chauvenet

無駄足になってしまうのかな?そんな3月の後半の祝日の晩でしたが、”よかった〜”とお越しの一丁目一番地のムッシュは男性陣で。最近は、男性陣でのお越しが ほとんどです。まま、それはそれで構わない良きことなのですが 以前は眼の保養を何度となく。
今回は、お話の内容で お茶農家さんの集まりのようで。ワインとお茶、同じ発酵食品のカテゴリーではありますが 共通点もあれば 全く異なる部分も。最も年配の方に色々とご質問をいただけ 非常の興味深い内容のお話になりましたが 僕の説明で事足りいたのかな?
また、こちらの業界も 勢力を増す中国の勢いに押される問題点が有られることに。ISOの問題か 和牛の問題もオーストラリアにあったので こちらも玉露等 様々な問題が。
そんな思惑は最初は、解りませんでしたので 何時も通りのブルゴーニュの 軽く熟れた段階の。ですが、最後はやはり比較試飲の意味合いがはっきりと。同じヴィンテージのサントネイ’88やグラスアイテムのオレゴンピノ・ノワールやサンテミリヨンのスタール’01など 好みは様々で。
個人的には、当たり前でもありますが 村名ながらも若さも残しながらのチャーミングな酸を 嫋やかに振り撒くジャン・ショーヴネが。
春の甲子園は、静岡に負けた宇治ですが お茶の世界では 頑張れ!と。

              Sommelier R.Imamura