Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’82’79


本日のお昼間は、震災関係の番組について考えさせられ。もう20年か、当時は学生でしたが 今の自分だったら どのような行動をおこしていたかも 改めて。もし京都で、と考えると・・・・・。
で昨夜の ほんの少し小言もの晩は
・Corton’82 Paul Chapelle & Fils
・Pommard Vieilles Vignes’79 Fabien Coche Bizouard
すっきりとする金曜の晩とはいかずで。
やや、体調も芳しくはなく 太ももが腫れて。何だろうな?いちょまえに ストレスを少し感じているのかもしれない・・・・。
カウンターのお席をずれていただき、一時的には ほぼ満席の状態ではありましたが まだまだ バタバタとは。
失礼ながらも、明らかに苦手なタイプの方ではあったのですが 何時もの御連れのドクターでしたので。おそらくは、ドクターも やや遊ばれていたような次第ではありましたが ワインバーとしての経営に関して色々と初めてお越しの方にご教授いただいてもなあ・・・・・。非常にワインに関しても見識があられるならばいざ知らずですが。挙句に途中からはカウンターに突っ伏して寝られる始末で。気が付くとお席を立たれ お帰りの様子に 最後は階段で 嘔吐される 絵にかいたような うーん?の方は久々でもあったのですが。まま、これもまた水商売ですからね。
そんなことは余り気にもされずに残されたお二人は飲み続けるのです、結局5:30まで。お元気な70代のドクターではありますが。
お値打ちのシャペルのコルトンは、今回もグラン・クリュの豪華な味わいを。熟成したその果実の味わいは もうひとつのエッセンスで 複雑に絡み合う トリュフの香りに ブルゴーニュの1%の僅かな括りのカテゴリーかと。
足りられない酒量でもあられたでしょうか?結局、グラス対応は予想通りの 飲みきる形に。まま僕が半分くらいは なのですが。
リコルク物の かなりフレッシュな印象も残す コシュ・ビズァールのポマール’79ですが、やはり時間を於いて抜栓を待った甲斐も有るものかと。少しづつ以前のテイスティングの印象とも異なり始める段階でもある その時代の味わいも感じさせてくれるものにも。
オリジナルのボトルとは明らかに その味わいには差はあるものの ピュアな味わいが残されるだけに近づき易さは リコルク物の特権かな?
サッカーの結果は、話さないでくださいの昨夜の晩で。

             Sommelier R.Imamura