Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’98’96’87’82’79’76

休日は免許の更新に。今回は今までにないくらいの更新者の数だったようで、試験場のコースまで駐車スペースが設けられ手続きも異常に時間が。まあ、違反をしなければ良いのでしょうが僕は完全にほぼ徹夜で講習を。
そして今朝の試合はしびれた、首の皮一枚がつながったポルトガルでしたがロナウドも苦戦中だな。それでも最後にあんな仕事が出来るのだから流石です。また、それ以上にアメリカは何のスポーツでも強くなるんだな。見ていて気持ちいい試合が多いのも印象的です。
で先週末の朝までコースは
・Guy Michel Brut’96
・Vosne Romanee’93 Jean Michel Mugneret
・Pommard Les Noizons’76 Jean Michelot
・Guy Michel Tradition’82
・Pommard Vieilles Vignes’79 Coche Bizouard
・Volnay’98 Marquis d’Angerville
・Morey Saint Denis’87 Charles Vienot

中盤から少しづつだけ動きがあったのですが、アナウンサーさんになるのかな?彼女を伴われて久々のムッシュは最近はグラスワインだけのことも・・・・。以前はボルドーの希少な銘柄も多々だったのですが、お疲れかな?
その後の正直またまた酔っておられた4人組は、それでも結局5本のボトルを飲み干される流石の。
シャンパーニュで仕切り直しだったのですが、’96のギ・ミシェルは確かにまだ若さが微妙に残るもので。熟成感があるものの酸が完全に溶けきらない段階がお好みではなかったかな?ですので、結局テタンジェのNVに変更とはこれもお好みですので・・・・。
仕切り直しで赤は、選択肢を2種お持ちしたのですが結局どちらも試したいとのことだったので結局2本とも最後まで。その要因は、近づき易いヴォーヌ・ロマネの華やかさに それでも呑み込むと複雑で熟成したブルゴーニュの素晴らしさを知る方のご指示が’76にはあったと言うことでしょうか。
そして、今度は大きいグラスで呑み込むシャンパーニュとのリクエストだったので やや意地悪ながらもリベンジの’82のギ・ミシェルを。これで’96がまだ やや若く そして’82まで熟成した彼らのトラディションの素晴らしを一度にご理解いただけ 意味ある抜栓に。
久々のドクターは、残り物で申し訳ないですが’79の。それにしても、抜栓から日にちも大分あったものの乳酸の香りも活き活きで流石のリコルク物のコシュ・ビザァールかな。結局、朝方まで突き合わせてしまい申し訳ない思います。
東京からのお初の社長さんがた。今宵はテーブル席に追いやるような形でしたが、すみません。ブルゴーニュのグラス・アイテムが切れてしまい、お開けしたダンジェルヴィーユの’98。中々の贅沢なアイテムですが、このボトルもまた朝まで飲んだ僕たちの餌食に。ご丁寧なご挨拶に感謝いたします。
〆は先日お父さんになられたソムリエさんが。お祝いで呑み込んだのは’87でしょう勿論。先のドクターもおっしゃられましたが、このシャルル・ヴィエノ 僕は評価する造り手かと。あまりお好みではない造り手と言われたワインエキスパートの試験も合格されたドクターですが、この’87のモレ・サン・ドニはそのイメージを払拭させてくれたようで。素晴らしくしなやかなブルゴーニュの本質かな。おめでとう、ままお祝いですので そう何度も無いでしょうから。

       Sommelier R.Imamura