Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Ice Imperial

本日のお昼間もジムに。その後は、お昼までの幼稚園でしたので次男が帰宅しており。お昼を一緒に食べることになりますが、許しはしないのですが好き嫌いがやや有りますね。
今日は何故かブロッコリーが食べれない。微妙に小芝居をする辺りが、少しづつ人間になっていっておりますが何度か見ておりますので食卓から降ろしません。1時間近い食事時間に僕は子供の頃を振り返っても有り得ないな!口に放り込んで、目をつむって飲み込めば一瞬の出来事さ。
で昨夜のホワイトデーは
・Pommard Vieilles Vignes’79 Coche Bizouard
・Moet et Chandon Ice Imperial Demi−Sec
愚痴っても仕方がないですが、うーん動きが緩慢と言いますか・・・・。3ヶ月穏やかな展開が続くと流石に苦しいな・・・・。暖かさも感じられ、京都は動きがある筈なのですが。
今夜は義理の妹さんでしたか、近しい範囲でご利用いただく歯科医のムッシュですがご近所と言うこともあり有難い限りです。
ですが、ホワイトデーなのにな?女性お二人でのご利用も躍けておられましたが まま心許す感じのお二人でもあり中々飲み込んでいただけたので。
リコルクものではありますが、このコシュ・ビザァールのポマールの古木から仕上げられるヴィエイユ・ヴィーニュ。仕入れからこれで半年位は経ちましたでしょうか?流石に落ち着きを取り戻しており、リコルクのネガティブさも回避出来るくらいのしなやかさです。まま、もちろん ひねた感じのスタイルではございませんが綺麗な熟成もありでしょう。
深夜のシャンパーニュは、初のテイスティングの機会を得まして。
正直、氷を入れてワインやシャンパーニュを飲むなんて!そんな感覚を正直持っておりましたが立場上また個人的なヴィジョンとしても世界最大手のシャンパン・ハウスの銘柄で飲み込んだことが無い銘柄があるのもよろしくはないかと。
そんな思い出もありましたが、流石の一言でした。抜栓直後はそのままテイスティングと相成るのですが、ぼったりとしたボヤけた甘味が主張しておりデミ・セックでも酸が立ちあがらない嫌な味わいにも感じられ。ですがですが、の氷を投げ込むとその姿は豹変するのです。もちろん温度の低下もその理由でもありますが非常に洗練された爽やかな甘味が。うーん、確かに脳裏には燦々と降り注ぐリゾート地の太陽が浮かぶのも致し方なく。ぎりぎりなくらいに熟れたラズベリーブラックベリーが何ともおしゃれに彩ります。
                    Sommelier R.Imamura