Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Cote Rotie’88

休日は完全に静養に充てるように。太ももの腫れが治まらない・・・・。病院にも行きましたが、原因は解らずで 取りあえずは塗り薬にて。
ばたばたと あちらにこちらにと 打ち合わせがありましたが、明日もございますので 暇なしですが体調は万全をきたしたい。
で先週末の晩の海外からの
・Cote Rotie Blune et Blonde’88 E.Guigal

出勤時にお近くの日本酒バーさんの満席状態に 驚かされるものの難しい僕のカウンターにて。お待ちする限りではありますが、動きのない土曜の晩は まだまだ。
後半に掛けてお越しのムッシュは、今年は新年早々のお越しに感謝いたします。海外からのご商用の際は必ずなのですが昨年は非常に少ない機会でしたので。
今年は、昨年とは異なる期待をしたいのですが ワインの嗜好は勿論変わられてない。お連れの女性陣は、当然のように赤をご所望で。となるとリストからの選択肢は、何時もながらのボルドーかローヌかトスカーナかな?で。
結果的には、季節感的にもお勧めなコート・ディ・ローヌの代名詞的な造り手の優良な畑から。’88の焼ける丘は、珍しく完全に飲み頃にも感じられる 熟れ具合に。ムスクと獣の香りも立ち昇らせながらの完熟の甘みは、勿論若いローヌのシラーには 絶対に出てこない味わいで。
濃密なプルーンのようなスタイルに ブルゴーニュとは やはり違うなあ。だから、彼らの人種にも 選択肢に含まれてくる上質な逸品かと。
今宵は、京都を代表されるあの会社の方たちのご接待になりますか。ご請求書にて。

                   Sommelier R.Imamura