Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

明けましておめでとうございます!


新年明けましておめでとうございます。
本年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
元日より京都は信じられないような雪の猛威を。帰省の新幹線にも多少の影響が出ましたが、それ以上にタクシーさんの確保が昨年末から難しい状況が続き。まま、幸いにも問題なく お正月は家族の時間を慌ただしく過ごさせていただき。
また、初詣のおみくじは今年は大吉で。後厄の本年ですが、ほんの僅かながらでも 大吉のご利益がいただければ。
4日の最終日までもあっと言う間ではありましたが、次男と溶けきらないベランダの雪で しばし童心にも。今年は長男は 中学生になりますので子供たちは何時までお付き合いしてくれるかな・・・・。
で真打不在と言ったら失礼でしょうが 昨年の大みそかの晩は
・Segla’98 Margaux
ゆっくりと静かな大晦日に 今年はどうやら年越し蕎麦は必要なかったようで。一昨年までは、ご利用いただけていたご夫婦のお越しが叶わなくなったことが 致し方ない 時代と言いますか 状況の変化と言いましょうか・・・・・。これも また考えさせられますが まあ こればかりは の理由でもありますので。
こちらも2年続けての大晦日のご利用になりました男性陣で。年末だけは、再会されるおふたりに そんなお付き合いも素敵なものかと。今年もボルドーで〆る晩に。
先日のご利用で、ローザン・セグラのお好みだと言う事実も発覚しましたので 折角なので手持ちの’98のセカンドのセグラを。こちらも ゆっくりと手持ちをエージングしていたな。考えてみれば このセカンドもグラスで使用していたことを考えると贅沢この上ない過去の事実かな。
しなやかながらも タンニンの密度の高さがマルゴーのアペラシオンよりもポイヤックのそれを想像させる上質な1本。これにはお連れのムッシュも ご納得の。
意外にも後は、2本目流れもグラスにて。こちらも一昨年もお越しのドクターご夫婦の 流れで水を差す感じでもありましたが まま それも。
結局、年越しを兼ねたこの晩も2014年最終営業日も 3:00終了とはいきませんで。らしいと言えば それも有りかな。

ちなみに僕の新年の初プライヴェート ワインは毎年恒例の帰省時のマグナムで。本音ではシャンパーニュといきたいところなのですが、このところシャンパーニュのマグナムが熟成した手持ちが非常に厳しく。なので、やや けちる訳ではないのですがブルゴーニュの赤にて。ミシェル・マニャンのジュヴレ・シャンベルタンのヴィエイユ・ヴィーニュの’93にて。これでも22年目になるのか・・・・。家族の団欒には、これくらいのもので十分な上質な 飲み頃の熟成かと。

本年も飲み頃に熟成した 本物のワイン・シャンパーニュを皆様にお届けすることを念頭に。よろしくお願いいたします!

ぶどうの蔵 店主 今村 竜輔