Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

3,000ml1,500ml×3

f:id:Budounokura:20190711194614j:image

本日のお昼間は 雨のお陰で 愛犬のお散歩は お休みに。週半ばの お昼寝タイムを作れたことで 週末も よろしくお願い申し上げます。

で 昨夜は 書き込みが 出来ませんでしたが 素晴らしい晩で

・Christian Senez Grand Reserve'88 1,500ml

・Moet et Chandon Silver Jubilee Cuvee'77 1,500ml

・Saint Aubin Les Pucelles'05 Lamy Pillot 1,500ml

・Volnay Les Pitures'85 Michael Rossignol Dauvergne 3,000ml

・Cornas'97 Paul Jaboulet Aine

・Saint Joseph Les Granits'00 M.Chapoutier

例年通りの 祇園祭の神輿洗いの10日の 貸し切りは 今年も15名を超えるお人数で。16:00からの 準備も 前日からの 下準備も有りながらも ギリギリでしたか。まま、ちらりちらりと お越しになられる 皆様のご都合も 予定通りで まま 結果的には助かったのかな?

先ずは エビスの小瓶で 喉を。でしたが、30本の仕入れも 16本の 換算すると お一人 1本か。まま、シャンパーニュが 開くと ここは 止まりますので 致し方ない。微妙に このビールのお会計は 加算忘れをしてしまうのも やはり 僕の甘いところです。

お料理は 生ハムと 水牛のモッツァレラ・パテ ド カンパーニュとトマトのドライ・スペイン風オムレツ・三元豚のベーコン キッシュ・ドライフルーツとナッツのテリーヌ・ローストビーフとピクルス・ポルチーニと鴨のラビオリ・追加のパスタ等 の まま 当日は温め等の簡単な作業でしたが 予定は変更はキリがなく。と言いながらも ほんとかなぁ?ですが ご評価も。

乾杯は セネズの グラン レゼルヴのヴィンテージ'88マグナム。昨年はヴィンテージ'92でしたが 覚えてないだろうな?相変わらずこれで十分の 滑らかな味わいは 熟成の持ち味。

そして ヴィンテージ'77のマダムの お越しに 今宵の主役の モエ シャンドンの シルバー ジュヴィリの マグナムを。コルクは ただ、乗ってるだけの段階ながらも 甘みを残したシェリーの 極上品で。何度かのご来店に 皆さまも ワインの世界での変態度が上がっておられ ご理解に安堵です。希少なマグナム シャンパーニュも また 探さなくては!手持ちが もう ほぼ 無いのです・・・・・・。

白ワインも リクエストでしたが 今年は おかいけいが やや 気になり 予定はしておりましたが 幾分弱気で ヴィンテージ'05の ラミー ピヨの サン トーヴァン レ ピュセルのマグナムを。当たり前のように 美味しい 偉大な若いヴィンテージの'05ですが 流れ的には うーん?でも。

そして 〆と言いますか これも 今宵のメインでも有る ダブル マグナムの3,000mlを。昨年も イタリアの 3,000mlを 抜栓いたしましたが 今年はブルゴーニュを。お坊さんのホストは おや?でしたが 比較的ボルドーを 何時もはですので この 淡く 伸びやかな甘みの そして これも 偉大なヴィンテージ'85は 完璧な 姿の ヴォルネイの ピィトゥール。ロシニョール ドォーヴェルニュは 馴染みの無いドメーヌですが ダブル マグナムは やはり 極上で。むしろ まだまだ 熟成を待てる 特別でした。

そして 今年も 素晴らしい 神輿洗いの イベントで 階上からの エアコンの涼しさの中にて 5階から見下ろす 贅沢な機会かと。来年も 是非とも!です。それにしても これまた 皆様 素敵な方ばかりで 不手際にも ご理解をありがとうございます。また、お手伝いいただいた舞妓さんにも感謝で。この会の芸舞妓さん方は 本当に べっぴんさん揃いです。失礼ながらも 昔とは 違うなぁ。

懸案のお会計でしたが 今年は 例年より やや お高くは ヴィンテージ'77の為。出来る限りの ディスカウントは ご提案しましたが ご納得いただける 全ての パフォーマンスで あったことを 祈ります!

また 来年も この素晴らしい会が 続くことも。

汗だくで 片付けも しながらの 段階でしたが 久々の ドクターのお越しに 2ラウンド目も。

ローヌの リクエストでしたが このエリアも お高くなりまして。やや 他店にてお待ちいただくことになってしまいましたので 可能な限りでしたが この ジャヴレの コルナスは お薦めです!余韻に 獣は存在しますが 淡く繊細なスタイルに 好感を。

白も 合わせてローヌの シャプティエの サン ジョセフの グラニシャルドネに 匹敵の照りの有る 濃密な味わいで。最後は やや 酔いましたが 素晴らしい 晩でした。ありがとうございます!

Sommelier R.Imamura