Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

またまたまた マグナムに ばたばたと

休日も まだまだ 完成には 程遠い 店舗内の備品等の買い出しに。
何だかんだと 掛かる経費に インターバルの期間は 僕には 3週間が限界だったかと。
最終的な お支払いも まだ完了していない 業者さんもありますのでより 顧客の皆様には よろしくお願い申し上げます。
で 前週末の またまたまたの マグナム に 久々の日本の素晴らしいワインも
・Prosecco Extra Dry Carpene Marolti 1、500ml
・Chateau La Louviere'00 Graves 1,500ml
・Bourgogne釻98 Forey Pere & Fils 1,500ml
・Les Armes de Lagrange釻97 Bordeaux
・桔梗ヶ原メルロー'00 Chateau Mercian

18:00から 😰は覚悟出来ておりました。7名様とご家族のご予約が いただけていたので。
不意のお電話の ドクターを お断りしなければならなかったことは 残念でしたが。
新店舗での 初めての コース仕立てでの お料理が 10名様分だったことも 大きなプレッシャーでも。
早出は避けられませんが、一人で何とかこなせたのは 勘違いの自信にも。
7名様には、マグナムで。それでも足りない酒量のようでもあったのですが。シャンパーニュのマグナムでは、正直コストが。ですのでヴェネチアのプロセッコは、お利口な選択でも。まだ、陽の高い時間帯にはこんな軽やかなスプマンテが気分かな?窓の有る店舗の選択肢になるかとも。
白はボルドーから。グラーヴの使い勝手の良いシャトーのひとつのような気もしますが、2000年のこのマグナムは大分熟成感を醸し出し。照りの有るパイナップルの蜜の部分のように濃い色合いに これもまた 太陽光に翳すことの出来る時間帯の もうひとつのワインの楽しみ方かと。
赤はブルゴーニュ ルージュにて。1998年のフォレの果実味に富んだこのマグナムは、1ケースの仕入れが叶った これも使うべきアイテム。
量で換算すると お一人 1本にはなりませんが 前半の時間帯の お食事では妥当な酒量かな?
ご家族でのご利用は、奥様のお誕生日。こちらにも、開店のお祝いをいただき 恐縮です。
ラグランジュの白ワイン。しかも1997年の熟成は 今宵2種のボルドーブランの登場に シャルドネ一辺倒の 流れを変える これもまた季節感。色々なバリエーションが ワインの彩りを変えます。これまた トロリと滴る姿には ブルゴーニュにも負けない 上質さを ソーヴィニヨンブランの パワーです。
懐かしい流れのメルシャンさんの桔梗ヶ原メルロー 2000年は 思いの外 上質に熟成して メルローのネガティブなトマトの香りを完全に封印しており。甘みも凝縮の次元まで到達する 世界規格のワインにも匹敵する段階へと。改めて あの時期 無理して 手持ちを抱えた意味が見いだせた瞬間だったかもしれません。ちなみに 2000年の手持ちは後1本のみです。
途中シャツの着替えが必要だったバタバタの晩ではありましたが 何時もながらありがとうございます。
Sommelier R.Imamura