Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’96’88’81’81

本日のお昼間もジムに。僕が通うジムの男性伊更衣室には、日焼けマシーンなるものが設置されているのですが 個人的にはやや理解不能で。お尻まで真っ黒に日焼けしている 有りがちな50代くらいの男性に おそらくは70代手前であろうムッシュまで 真っ黒に日焼けマシーンを使用する姿は 健康的なんだろうか?
また、本日もワインの入荷が1箱。今回はボルドーの格付けシャトーが。高騰するグラン・ヴァンですが、折角使用するのであればグラスでも その格に値するものを探したい!そんな思いにインデントで見つけた3級格付けのマルゴー村のデスミライユ、余り馴染のないシャトーかもしれませんが ヴィンテージも’95となれば非常に贅沢な逸品かと。現状のセカンド・クラスではありますがサルジェ・ド・グリュオラローズ’95の次の代替えアイテムに予定されます。
そして、またまたなのですが 顧客がニュースを賑わしてしまっていたようです。28歳か・・・・。若いなあ、何時もイエローラベルだけではありましたが 多店舗経営される若き経営者さんでもあったので。生レバーか、ルールだから やはりご提供は問題でしたね。反省ですね。
で昨夜の極上の’81は
・Santenay’88 Joseph Drouhin
・Chateau Pichon Laland’81 Pauillac
Musigny’81 Joseph Drouhin
・Lanson Gold Label Brut’96

前半にタイムリーなお越しのワインラヴァーのムッシュは、懸案の事項に解決策をまたひとつ。それにしてもこのワインラヴァーの異常な手持ちに 何度も救われるとは・・・・。ただ、借金がかさんでしまっている・・・・。
今回のサントネイは、やや重い味わいにはなっているものの 理解出来る段階の熟成感も。ただただ、何時もながら僅かなお時間だけに申し訳なく。
中盤からお越しの何時ものムッシュは、今宵も月末の苦戦状態に非常に助かる救いの神に。ただ、それにしてもお初にお連れ頂いた美貌のマダムでしたが ご紹介の内容がイメージ悪すぎる僕の身から出た錆かな・・・・。
今回も’81か・・・・、このところ’81に苦戦している。先のムッシュのお連れのマダムが偶然にも’81なだけに大分使用していたのも事実で。
今回の手持ちにボルドーが使用出来たのは、幸いでしたがハートのエチケットが欠品になっており ラランドにて。まだまだ、’81は若さすら残す味わいながらも 伯爵夫人はやはり柔らかい味わいを持ち味に。やはり個人的にも2級では断然好みの味わいかと。
2本目はブルゴーニュにて、ややご予算にはご負担をかけてしまいましたが 貴重な1本でもあるグラン・クリュのミュジニを。これまた安定感のドルーアンの洗練されたピノ・ノワールですが、こちらもまだまだ熟成の伸びしろを感じさせた。好みはありますが、先日のランブレイの方が 緩い感じで飲み頃感はあったような?
〆は やはりシャンパーニュで。相変わらずこちらの方々とはお話が尽きないので・・・・。ランソンのこちらも 綺麗に熟成を経た’96がこれで最後の1本でした。今宵も紫煙をあげながら、贅沢な数時間を何時もながら有難うございます。
                   Sommelier R.Imamura