Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’02’99

"体力の限界"その台詞が 印象に強く。子供のころ 僕の親父は 中々テレビを見せてくれなかっとのですが NHKは 文句を言わず。日曜日の 晩御飯のころ 何時も彼が勝っていたような記憶も。本当に かっこよい男性像を感じます。
休日は、猛暑の中 次男と祗園町界隈のダイレクトメールのポスティングを。一番熱いお昼間に連れ出したので 流石に何時もの倍の清涼飲料水を飲ませましたが・・・・。来月には 少し 暑さも和らいではいないか・・・・。
そして、8月です。辛気臭いかもしれませんが 7月は完全に惨敗でした・・・・。ご迷惑をお掛けしてしまった方もおられますが 8月の再起を後押ししていただければ 幸いです。心よりお願いいたします!夏休みに 皆さま!
で 先週末の7月の最終営業は
・Hermitage Blanc'91 E.Guigal
・Chateau Cantemerle'02 Haut Medoc

前半から 久々の若社長の面々でしたが 前夜に お知り合いも来られていましたので やや ニヤミスか・・・・。
たっぷりのスキ焼の後の おなか一杯のようで 八坂の界隈から ちょっと涼みに。ボランジェで 涼を呼ぶ 僅かなお時間でしたが またまた 皆さまで!
こちらも久々の 男性陣で。何時もは 赤ワインの印象で 可能であれば エルミタージュ、そんな流れがあるのですが 白でもエルミタージュが 呼び込みます。ギガルの'91のマルサンヌ ルーサンヌ と言う感じでしょうか。蜂蜜の甘美な香りが広がりますが 余韻に やや ひなた 味わいがティピカルな印象も。ローヌの豊満な白は やはり このくらい熟成を待てれば 猶更 素晴らしく。
こちらも 久々のムッシュでしたが 少し落ち着いたのかな?年末に ふらりの印象の彼ですが ある意味不安定な職業柄でしょうから 流れもよろしい現状でしょう。来週のご予約も 有りがたくですが 何時もながらのボルドーを。次のグラス・アイテム候補でもある 5級の優良なシャトーのカントメルル。'02まで 若いものに為らざる!ですが 若さに プラスされる やや落ち着く段階のヴィンテージかな?ほろ苦いビターな余韻はカベルネ・ソーヴィニヨンの 安定した味わいが。2000年以降は どのシャトーも裏切らない 流石のグラン・クリュかと。
ささ 夏本番の空気を感じます。よろしくお願いいたします。
Sommelier R.Imamura