Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

今夜もラトゥール’88

本日のお昼は週半ばの骨休みに。相変わらずワインの入荷もございましたが。
そして、こちらも忘れていたのですが京都で唯一お付き合いが継続されてるワイン商さんからの今月の請求書の額に慄きながらも内容を確認すると忘れていたアイテムも。こちらはまだお届けいただいておりませんが、ボルドーを2種ケースで。どちらも’97ですがソシアンド・マレにロル・ヴァランタンで。特にロル・ヴァランタンは来年の2月にお勧めいたしましょうか。
またケースで届いたワインは今回は750mlが1本も無く、マグナムとハーフのみで。
ハーフは全てボルドーのグラン・ヴァンですが、’90のラランドに後は五大シャトーで’86オー・ブリオン、’91’87’81のムートンが。マグナムは’91のラ・ミッションに’67のカントメルル。そして唯一のブルゴーニュからはマグナムのルフレーヴのバタール’91が、コレクション・アイテムにも感じますが何方か如何でしょうか?
で昨夜の連夜のラ・トゥール
・Chateau Cantenac Brown’97 Margaux
・Bourgogne Pinot Noir’85 Nicolas Potel
・Chateau Latour’88 Pauillac
12月の流れもまだまだゆっくりと。ただ、11月とは何となく思惑も異なる展開も感じられますが如何せん選挙が有られるのでどうなのだろう?
中盤から久々の男性陣でしたが、何時ものボルドーにて。’97はこの所見かけることもまた多くなりました、ストックが放出されることが何度か分散してるのかな?ですが、今が本当に飲みごろで柔らかく香りも開いております。もちろんまだまだ熟成の段階は経ていくでしょうが、現実的な今が華かと。
ブルゴーニュの20本クーポンも残すところ後1本までなられた何時ものムッシュ。12月中には再度ご入金がいただけるようで、やはり前払いの方は稀有な存在なだけに有難い限りです。
ポテルのネゴス・ボトルの’85はこれで最後の残されていたものでした。チャーミングに熟成した味わいは明らかに異なる世界観を持つものの、流石に色々とお飲みいただいているだけにそろそろブルゴーニュ・ルージュのヒエラルキーでは大満足までは行かれない段階まで舌が肥えておられます。
〆は連夜のラ・トゥール’88で。目星い顧客には、お誘いの一言を添えてDMを投函いたしましたがやはりのムッシュでした。
’88は偉大なヴィンテージながらも、やはりややしなやかさを十分に感じさせてくれます。やや強めの味わいをお好みとされるムッシュだけに、もっと華やかさが!と求められましたが僕にはこれがラ・トゥールのエレガンスかとも思われますが。取り敢えず残すところ2本になってしまいました。
また、追加でいただこうかな・・・・・。

                        Sommelier R.Imamura