Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’86’76

本日のお昼間は、愛犬はなちゃんのお散歩に。このところ、散歩に非常に出たがるのは ひょっとしてそうなのかな?これが盛りが付いたと言うことなのでしょうか?確かに、おしっこと言うよりかはマーキングも頻繁だしな。
そして、素晴らしいもう夏日に思い切って 花粉症用のマスクとも本日でおさらば致しました。若干、電車の車内では聊かの鼻腔のちくちくは有ったものの終息には向かいつつあります。後はじっくりとお薬を軽めに呑み込んで対応かな。
で昨夜の非常に重要な顧客のお一方で
・Nuits Sanit Georges’86 Jacques Cacheux & Fils
・Nuits Sanit Georges Les Chaignots’76 Gerard Mugneret
・Rindo’08 Kenzo Estate

出勤直後に、またまたお金の掛かるお知らせを聞いたのですが 暑さが今年も予想をされますが店舗のセラーや什器の点検をお願いしておりましたので。
セラーや直近でいただいたオールド・シャンパーニュ用の台下冷蔵庫などの調子は問題なかったものの、やはり16年使用した気がかりだった製氷機が問題を。モーラーの取り換えの提案だったのですが、実際は買い替えを推奨するぐらいのもので。異音がしばし、気になっていたのですが今のところはまだまだ美味しい氷を頑張って作ってくれているので騙し騙しにて壊れるまでとのつもりで考えております。
深夜の何時もの皆さんは、今宵も楽しく呑み込んだいただけ。
来月の特集のアイテムでもありましたが、フライングで。コート・ド・ニュイの骨太のアペラシオンのニュイ・サン・ジョルジュ。方やプルミエと方や村名の生産者は異なるものの’86’76と興味深いテイスティングにもなりました。
造り手もどちらも優良な生産者のジャック・カシューのミュニュレ家の一族だけに、好みも解れますが如何だったでしょう。
中々本来の飲み頃には近づかない印象が強いこのアペラシオンですが、やはり’76を呑み込むと’86は やや若さが残るもので。勿論、プルミエと比較してしまうのは乱暴かもしれませんがブルゴーニュに求めるしなやかで艶やかな果実味は完全に酸と共にバランスよく溶け込んで優雅に纏まっており。
どちらも素晴らしいブルゴーニュですが、やはりこの順番で当然ながら正解かと。
ナパ・ヴァレイのハーフは、名称に意味がありましたが まま代行さんの待ち時間の対応でしかなかったような・・・・・。
                 Sommelier R.Imamura