Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ポスト・ルパン?

休日もゆっくりと。それにしてもドクダミの生命力は、凄まじく冬場は完全に撃滅出来たかと思っていましたが春と共に大量に。子供たちの家庭訪問もあるようなので、庭の整理を兼ねて草抜きを。
その後はまたまたですが、家族で梅小路公園に。まま、犬の散歩を兼ねてのしばしの時間でしたが 気が付いたのは新しく園内に併設されたカフェなのですが しっかり顧客でもあるのですがあの方が権利を得られていたようで。久しくお越しいただけていないのですが、流石です。
で先週末の静かな土曜日は
・Clos des Litanies’04 Pomerol

樹齢60年以上のメルローが僅か0.8haと言うボルドーでは、極小の畑しかないと言うのが先ずは。そして、これがガレージワインの中でも品質が良くポスト・ルパンとまで言われていた時期があった。そんな触れ込みももう10年以上前のことかな?そしてこの’04も何年前に衝動買いをしたんだろう?残念なことに以前は、少ないお取引ながらも埼玉からしばしば京都にもお越しの際はワインを共に時間を共有する男前のマダムとのお付き合いもあったのですが もうご縁も無くなったな。ワイン会なんかもご一緒にプランディンングしてシャブリの優良生産者さんにもお越しいただきましたが。
まま、そんな思いもありながらも 僕自身も6本しか手持ちはないのですがテイスティングも兼ねて。
偶々の同級生の男性陣ですが、ワインに関してはこの銘柄には特に反応はないでしょう。まま、それでも そんなご縁も含めて上手にお時間をご利用いただけて有り難い限りです。
やや しなやかさが主張する’04ですが、完熟に仕上げられたメルローの甘みが前回で渋さはかなり控えめに仕上がった個人的には好意的なボルドーで。
ちなみに0.8haと言えば、今月はブルゴーニュでも最小のクリマのラ・ロマネを楽しませていただきましたが ブルゴーニュこそ古酒で楽しみたい!ボルドーは、最近は比較的若くても楽しめるものが多い気もいたします。まま、勿論 しっかりと熟成したボルドーも興味深いですが。

             Sommelier R.Imamura