Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ’83’76

本日のお昼間は、ゆっくりの土曜日で。また、昨日はお別れ会だった為 一度も見かけなかった次男としばし団らんの時間も。火曜日は遂に卒園式の予定です。4月からは、小学生ですが昨年・一昨年ともめにもめた幼稚園も無事送り出してもらえそうで先生方にも感謝の気持ちでいっぱいです。
それにしても、多分幼稚園1背の低いうちの子は小学校にはいったら背が伸びてくれるかな・・・・・。
で昨夜もブルゴーニュの晩は
・Chassagne Montrachet’76 Louis Jado
・Cote de Beaune Villages’83 Parent

それにしても相変わらず僅かな大切な顧客の皆様で何とか何とか週末も。観光の方は出勤時の京阪電車の四条駅などでは沢山なのですが、僕のカウンターには実際にはその手の方々は限りなく少ないですが それでも時としては顧客に繋がった方々もおられますので。
中盤にお越しの僕とは同姓のムッシュも久しぶりのお越しで。男性陣でのブルゴーニュも美味しいところを さっと飲み干しての。
今月の特集のジャドのシャサーニュの赤の熟成。やや酸は残るものの’76のタニックな印象がこの数年で穏やかに落ち着く優良なヴィンテージ。
そうですか’54’56のお二人にはですが、’56はガヤのバルバレスコの手持ちがあったな。’54は今年が還暦のお祝いの年ですが、非常に難しいヴィンテージの代表かと。ちなみにもう売約済みのボトルで’54のオー・・ブリオンとイケムが自宅地下セラーにはありますが、もう本当に見つかりにくいものかと。それにしてもお買い上げいただいた、眼科のランボルギーニを駆る先生はお越しになられないな・・・・・。
深夜のお姉さんは何時もながらのフォワグラのカナッペにフロマージュと巣蜂蜜を。
お連れにムッシュの方が先にお越しでお待ちの間にご覧のワインリストには ぶつぶつとおっしゃられていたので。比較的、お買い得なブルゴーニュの古酒の方がよろしいかと想像は付いており。やはり、ワインリストの眺められ方で 何となく失礼ながらもその方の懐具合は勝手に判断してしまうもので。
まま、’83がお姉さんのヴィンテージだったことも後押しになり結果よりよきものだったかと。
コート・ド・ボーヌの比較的、近づきやすいドメーヌのひとつのパランですが 酒質は十分に侮れない良き造り手かと。こんなマイナーなアペラシオンでも、30年の熟成に耐えうる 優美なピノ・ノワールなのですから。
ただ、今宵のブルゴーニュ2本は気が付けばどちらも最後の手持ちの1本だった・・・・・。
まだまだ、他のブルゴーニュの古酒の手持ちはあるものの この位お勉強価格の銘柄は今後は見つかるのだろうか?
               Sommelier R.Imamura