Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ’82’78’76’71

連休をいただきました、2日間のお休みでしたが本当に貧乏暇なしのばたばたの慌ただしさで。愛犬の病院に子供達と公園でサッカー。稲荷山の頂上へのエクササイズに店舗の食材の買い出し。税理士さんとの打ち合わせに営業許可証の更新の手続きなども。そして今回の大切なひとつは本厄の厄払いに石清水八幡宮まで。昨年の前厄もお伺いしましたが、今回もお世話に。今年は、お手柔らかにお願いしたい本厄さん・・・・・。
で先週末の土曜の晩のブルゴーニュ
・Gevrey Chambertin’76 Camus Pere & Fils
・Cote de Nuits Villages’78 Coron Pere & Fils
・Meursault’82 Louis Jado
・Gevrey Chambertin Clos des Varoilles’71 Des Varoilles

惜しげもなくとも思いますが、お越しいただける顧客の皆様には当然ながら希少なブルゴーニュの古酒も飲み込んでいただきたい!本日もワイン商の方とお話しましたが、もうブルゴーニュの古酒は特に手がつけられない・・・・。現行ヴィンテージもどうやら収量が落ちているそうで、全体的にブルゴーニュは枯渇する市場の様子が見えているそうで。比較的手持ちは、ございますが勿論大切に扱うべき時代に間違えなく。
前半からお越しのドクターは、昨年は本当にお越しになられなかった・・・。ですが、今回のご利用は本当に安堵の気持ちに。どうやら今年は開業が決まられたそうで、昨年はご準備でお忙しくされていたそうで。まま、今年は更なるでしょうが2月はお待ちしております。
村名ながら正に飲みごろのカミュの’76ジュヴレ、香りの開き具合が最高の華やかさを誇ります。鉄のニュアンスも嫌味でなく豊満な肉付きが単体で飲み込むとグラン・クリュにも見劣りしない上質な1本。
2本目はグラスでのご所望でしたが、結局ボトルになられたのは想定内で。このヴィラージュのキュヴェですが、これはこれでヴィンテージの素晴らしさを感じぜずにはおられない1本だった。’70年代では群を抜く偉大なヴィンテージでしょうがこのクラスのものまで、そのトリュフの香りが拡がるとは。お買い得なイメージで大活躍だったこのコロンのボトルも、もう中々手が出せないものに成りつつあります。お勧めです!
深夜の歯科医の皆さんは、こちらも久しぶりで。昨年は忘年会でのご利用がいただけなかったのが残念ですが、新年会で有りとしましょう。 ジャドの白の熟成からのスタートで、こちらもそろそろ手持ちが無くなってまいりました。モカの香り拡がる白も飲みごろまで待ちたいと教えてくれる、近づき易い1本。
〆はこちらも残り僅かなもうひとつの’70年代の偉大なヴィンテージ。’71のヴァロワイユ、昨年末からの使い勝手の良さに頼り切る銘柄でもありますが やはりプルミエの味わいで今夜も一番の味わいかな。

             Sommelier R.Imamura