Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’04’94’93’86’83’82’71

長男がお泊りですので、次男は昨夜はどうやら一人でお風呂に入ったそうです。で、就寝はひとりで子供部屋のベットで寝るのか?と問われると”お風呂も怖かったのに!”との返答だったようです。やはり僕のベットに転がっておりました・・・・・。
で昨夜の気が付けばやはりブルゴーニュのみの晩だった
・Latricieres Chambertin’94 Des Forges
・Gevrey Chambertin’04 Domaine Leroy
・Cote de Beaune Villages’83 Parent
・Chambolle Musigny’93 Christian Clerget
・Clos de la Roche’86 Pierre Amiot
・Gevrey Chambertin Clos des Varoilles’71 Varoilles
・Meursault’82 Louis Jado

昨夜は結局つぶやくことすら出来ない晩で。有難い限りです、ただ流石に迎え酒のような展開から休む暇もなかったので・・・・・。
18:00からのスタートでしたが、お客様を呼ぶゲストになったかな?
グラスのシャンパーニュのボランジェでしたが、結局ボトルで飲み干され。そして、赤はコート・ド・ニュイの安価なものとのリクエストに数種の選択肢から選ばれたラトリシエールの’94。腐っても鯛のように、可能な限りは格があげれればの印象通りのグラン・クリュ。
ひさびさのご夫婦でしたが、1年ほどの間にワインへの執着がはっきりと。リストから吟味されましたが、結局お勧めで。こちらは先のグラン・クリュにはあたりませんが、実はグラン・クリュも含まれるデクラッセのジュヴレ。何時も何時でも素晴らしい芳香で正にパフューム。もうこれでこの’04のルロワはなくなった・・・・。本当に素晴らしい!
足りない飲み代は、グラスでパランの’83コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュに’93のクレルジェのシャンボール。好みはそれぞれですが、思い出は’93のクレルジェだったかと思われます。個人的には’83のヴィラージュも贅沢なグラスだったかと。
こちらも久々のマダムでしたが、結局2本を。
評価は得られなかったようですが、僕はこのアミオの’86のグラン・クリュは洗練された綺麗なブルゴーニュ。ただ、2本目の’71のヴァロワイユはこれはまた大きくスタイルが異なりますね。トリュフの香りがムンムンと拡がるプルミエですが偉大なヴィンテージの’71は流石です。
〆は何時ものお二人の白ワイン。こちらは村名ながらもはっきりとモカの香りが出た上質なムルソー。ミネラルや酸ももちろんですが甘味が落ち着いており、この価格帯からすると非常にお利口な逸品かな。お姉さんが涙を流されていたのは、何故だったのかな?

                 Sommelier R.Imamura