本日のお昼間は、所要で買い物を。京都は祇園祭真っ只中だったのでしょうが 来週の連休に向けて少しだけ必要なものを。
相変わらずホームセンターで、他愛もないものばかりですが 年に1度くらいの海の日の恒例のことですので。
で昨夜の特集の素晴らしきグラン・クリュは
・Gevrey Chambertin Clos du Meix des Ouches’97 Des Varoilles
・Bourgogne Cuvee de Pressonniere’95 Joseph Roty
・Clos Sanit Denis’83 Dujac
前半からの 何処かしら何時もと異なる雰囲気の展開でしたが、結果 詰めが甘く申し訳なく。
ご同伴には見えないし、お年の頃からすると そんな雰囲気もないでもないですが 宵山の晩であればこの街の方なら浴衣姿ですし。そして、リストを十分吟味していただいてお選びいただいたのですが見つからなかった銘柄が。その為、別の候補の選択肢の中からこのヴァロワイユのウシェの’97を。
これが想定以上に滑らかな果実味を振り撒く逸品で’97の底力を感じさせられた。華やかなスタイルはヴァロワイユの持ち味かもしれませんが、こんな時にまたヴィンテージに対する概念をまた覆されます。
1周忌が過ぎましたね、忘れておりました。そんなお言葉に”はっ”とさせられましたが、飲むときは楽しく飲みましょうか。グラスでも使用する、アイテムなので 安心感の1本ですが 彼女自身は 存じているのですが お連れの男性はお初なので この辺りから攻め手を。やや酸は上がるものの、バランスよく纏まる味わいのブルゴーニュの熟成。
深夜の〆は、お気を使わせてしまったかな?お姉さんの後押しをいただけたような銘柄で。
先日の誕生祝は、結果僕のビジネスには直結しなかったことをお見通しの様子が流石で。その為、すったもんだの挙句に今月の特集の素晴らしいデュジャックの熟成を。
開けたてから香りは、ややクローズしているものの味わいに明らかに甘みが凝縮した デュジャックのポジティブなスタイル。ただ、彼の最大の特徴としての香りの特有の華やかさが立ち上がってこないのが怪訝な感じでもありましたが。
ただ、個人的にはやはり 幾分甘めの判断ながらも流石の逸品で。甘い優雅な濃縮されたスタイルで。ゲストのムッシュは、やや余韻に纏まりに欠けるとのコメントもありましたが 確かにこのクラスの造り手にしてはとも。ですが、やはり最愛のドメーヌは深夜に久々の極上を。
Sommelier R.Imamura