Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

深夜のヴィンテージ’93’88’82

本日も朝帰りでしたが、今日から長男が学校行事で長期のお泊りに。相変わらず色々と問題児なので心配でしたが、行きがけに顔を見れたのは良かったです。
それにしてもこの寒い時期に花背のキャンプ場とは・・・・・。
で昨夜の深夜のシャンパーニュボルドー
・Chateau Leoville Las Cases’88 St Julien
・Veuve Clicquot Ponsardin Carte Or’82
・De Venoge Grande Vin des Prince’93

何とも閑散で、結局深夜のお電話をお待ちすることに。こちらも久々のムッシュですが、結局朝方まで相変わらずのお話になりながら。
それにしてもあの方もガールズバーなんかにも行かれるんだ。
1本目はボルドーを。このサンジュリアンのマルキの仕込む’88は実は大人買いで5本の買いに久々に。以前もラトゥールとマルゴーの’88を譲っていただいたのですが、これがどうやら最後のストックの’88のようで非常にディスカウントしていただけた逸品。もちろん状態も中々のもので、しなやかにバランスの取れた当たり年の優雅な余韻が感じられ。あと、手持ちは4本になりましたが12月の特集には入りません。あしからずですが、気になられる方はお声のほどを。
この辺りから、紫煙はしっかりと店内に充満しており。当然のようにシャンパーニュへとスライドしていくのですが、やはり熟成したクリコの’82を。ノンヴィンテージのものは、正直色々なのですがこのヴィンテージやプレステージに於いては未亡人の彼女のボトルは抜群の安定感。泡は柔らかく、余韻にマロンの味わいがほっこりと広がります。
〆のシャンパーニュは、少し時代を逆行した’93ですが 貴重な飲み込んだ後はカラフェにも使用出来る珍しいもの。6本の仕入れも後1本の手持ちになってしますが、年末はこの手のシャンパーニュの消費が想定されるかな・・・・・。やや、青い林檎の味わいも感じられますがしっかりと蜜の部分も含まれております。これがプレステージのポテンシャルなのですが。
気が付けばのお時間でしたが、偶にお越しのムッシュにはこんな時間が非常に有難いです。月末の現金のご利用も合わせて有難く。

              Sommelier R.Imamura